中高年ホイホイ? ガチャガチャ式、脚まで付いた液晶テレビ発売へ
家電などのプロデュースを手掛けるドウシシャ(大阪市中央区)がこのほど、ブラウン管テレビを思わせるスタイルの20型液晶テレビを発表した。
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■チャンネルを「ガチャガチャ」
デジタル3波(地上・BS・110度CS)に対応する同製品。受信した番組を外付けUSBハードディスクに録画できるほか、HDMIリンクも付くなど、外観はレトロでも機能は液晶テレビとしてごく一般的だ。
一方で同製品は、各所に「昭和レトロ」を再現。木製のフレームには、設置する場所に合わせて長めまたは短めの脚を取り付けることができる。
とりわけ特徴的なのは、「ガチャガチャ」という音とともにダイヤルを回すギミックをチャンネル合わせや音量の調節に採用しているところ。
見る人の年代によっては、昔々の思い出がよみがえるという人も多そう。なお一般的なリモコンの併用も可能だ。
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■復刻版ゲーム機との相性は?
ルックスやギミックのレトロさから同製品では、最近、流行の兆しを見せている復刻版スタイルのゲーム機を楽しみたくなるところだが、接続は可能なのだろうか。
調べてみたところ、手のひらサイズが話題を呼んだ「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」・通称「ファミコンミニ」はHDMIでそのまま接続が可能。
ブラジルからの並行輸入で再販になった「メガドライブ リミテッドエディション」は昔ながらの赤・白・黄の三色端子が必要とあって、三色端子もS端子も備えない同製品との接続には工夫が必要になる。
となると、「スーパーファミコン」や「セガサターン」「プレイステーション」など往年のゲーム機も接続には工夫が必要になる。本体が現役で残っていても、すぐ使えるわけではないので注意が必要だ。
なお同テレビは、往時のテレビならブラウン管が納まっていたスペースに天面から物を出し入れできる収納ボックスを備える。
ゲーム機やゲームソフトをうまく収めることができれば、面白く使えるかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・上泉純)