飲食店で苦しそうな人がいたら助ける?男女で反応が違いすぎる社会実験

2016/11/13 10:30


※画像はYouTubeのスクリーンショット
※画像はYouTubeのスクリーンショット

どれだけ先入観や偏見を持たないよう努力しても、見た目の印象や性別による対応の差を無くすことはなかなか難しいものだ。

もしも飲食店で食事をしていたお客さんが突然苦しそうに咳き込み始めたら、あなたはどうするだろうか? 男女でガラリと対応が変わる驚きの結果を見てみよう。



■白人女性と黒人男性

実験を行ったのは、YouTubeにイタズラやドッキリ動画を多数アップロードしているTrollstation。“Troll”とは釣りをするという意味で、海外のネット上では誰かを引っ掛けてイタズラするという用途でも使われる。

仕掛け人として登場するのは上品な出で立ちの白人女性と、ちょっとヤンチャな印象のある黒人男性の二人。それぞれ別のタイミングでハンバーガーショップに赴き、食事が喉に詰まったフリをして激しく咳き込み出す。


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■男女で正反対の結果に

咳き込んですぐは誰も反応しないのはどちらの場合も同じ。しかし、仕掛け人の女性があまりに長く苦しんでいる様子を見て「これはひょっとしたら大変なのかもしれない」と一人の男性が救護に駆けつける。

さらには奥からお店のマネージャーらしき人物まで現れ、手厚い介抱を受ける結果になったようだ。

一方男性の方はと言うと、結果から言うと誰にも手助けされることはなかった。

横目でチラチラと見ている人はいるものの、彼がどれだけ苦しそうにしても手を差し伸べる人はゼロ。最後は床に倒れてしまい、画面には「安らかに眠れ」のテロップが出て来る始末。


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■これって差別?それともたまたま?

動画のコメント欄ではこの結果に対して大きな議論が巻き起こっている。果たしてこれは男女差別なのか、人種差別なのか…それとも見た目や格好の問題?あるいは居合わせたお客さんの違いもあるかもしれない。

冒頭にも書いたように、人間は無意識の内に相手の属性によって対応を変えてしまう生き物だ。

過去に似たような社会実験として、裕福な子供と貧しい子供で大人たちの対応はどう変化するかという映像をご紹介しているので、興味がある方はそちらも見てみてほしい。

http://www.youtube.com/watch?v=QuNrUKxECLE

あわせて読みたい→貧しい子供と裕福な子供で大人たちの態度がガラリと変わる社会実験映像

(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま

議論動画実験男女男女差別人種差別
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