今年はワイン好きが悩む?「ボジョレ・ヌーヴォー」を飲むか調べてみた
毎年11月の第3木曜日に解禁されるワイン「ボジョレ・ヌーヴォー」。
日本は本国フランスより早く解禁時間を迎えるため、バブル時代にはカウントダウンイベントをするなどで急激に盛り上がり、いまでは収穫の秋のシンボルとして日本に定着したイベントだ。
ここ最近では、「100年に1度の…」「我がワイン人生最良の…」のような、大げさなキャッチコピーが毎年注目される。
2016年の解禁日は11月17日。しらべぇ編集部では、全国20代~60代の男女1,357名を対象に、今年のボジョレ・ヌーヴォーに関する調査を実施した。
■今年のボジョレ・ヌーヴォー飲みますか?
今年のボジョレ・ヌーヴォーについて「必ず飲む」「飲みたい」と解禁を心待ちにしている人の割合は、合わせて21%。
ふだん、ワインを飲む回数別に集計したところ、月に1回以上飲むワイン好きは、半数近くが飲みたいと考えている。
しかし、週1以上飲むワインフリークに絞ると、「飲まない」と回答したのは26%。「わからない」と回答した人は30%近い。
ワイン好きでも、ボジョレ・ヌーヴォーを飲まない人や、葡萄の出来次第で購入するかどうかを決める慎重派が一定数いるようだ。
ワイン好きにこそ買ってほしいと、大げさなキャッチコピーになってしまう事情も見えてくる。
ネットで口コミがすぐにわかる時代。解禁したワインを飲んだ人から今年の品質の良さが広まれば、すぐに人気になってしまう。
今から次の週末やいい夫婦の日、勤労感謝の日の休日に合わせて乾杯の予定を入れて、みんなで秋の実りを楽しめば、ステキな時間が過ごせそうだ。
・合わせて読みたい→若者のワイン離れ? 月1回以上飲む人は3割を下回る
(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の男女1357名(有効回答数)