非行防止に効果?警官が放った言葉が「核心を突いてる」と話題

未成年者の非行を防ぐためさまざまな対策を行なっている警察。人気タレントをポスターに起用したり、非行防止講習を行なうなど、さまざまな努力が垣間見える。
これに関して、とあるTwitterユーザーのつぶやきが注目を集めている。
■意外すぎる警察官の話に驚愕
Twitterユーザーの「安酉鵺」さん(@AtoriNuE)のツイート。
とある非行防止講習の担当警察官の話が効果的と感じたという内容なのだが、「親や自分のために…」と訴えるよりも、「補導すると警察官たちにボーナスが入る」という情報を流したほうが防止につながるというもの。
15人ほど捕まえると仲間たちと飲みに行けるほどのお金になるとのこと。中でも秀逸なのは「非行で我々に宴会をおごる」という文言である。
昔、子供の非行防止講習で来た警察官の話で一番効果ありそうだったのは、「親が悲しむ」とか「身の破滅だ」とかよりも「君等が非行に走って我々が捕まえると出来高でちょっとしたボーナスが入るんですよ、15人捕まえたら仲間と飲みに行けます。つまり君等は非行で我々に宴会をおごる訳です」だった…
— 安酉鵺 (@AtoriNuE) 2016年11月16日
これにはネット民も納得している様子で、「効果ありそう」「他人の得は許しがたい」となどの意見が集まっている。中には警察官に貢献したと、自分の過去を振り返る声も。
パトの鼠取りも出来高かな。おっちゃんたちの宴会に貢献した過去ー
— 慎次郎 (@1059shinjirou) 2016年11月17日
「誰かが損をする」話よりも、「誰かが得をする話」を阻止したいと悪人(の素養がある)はより強く思うだろうな、という心理か。
— 琴吹かづき (@kazukitti) 2016年11月17日
ブラックなジョークってすごい脳みそに残りやすいし本当に推奨したいのならこっちの方が効果的だよね
— 限界バトル (@gko_ta) 2016年11月17日
なんとも面白い視点のツイートだが、いずれにせよこの話によって非行に走る若者の数が減少すればそれに越したことはない。
こういった「都市伝説」ともいえる話が、ある意味で社会を健全にしていくのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・伊藤大生)