砂糖漬けだけじゃない!ざぼんのお酒が甘苦で美味しすぎ
大分・別府のお土産の定番のひとつといえば、ざぼんの砂糖漬け。
ほろ苦い味わいがたまらない一品。ついつい手が伸びてしまう人も多いはず。しかし、ざぼんはお酒にしても美味しいのだ。
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■そもそも「ざぼん」って?
さぞんは、文旦とも呼ばれる柑橘系の果物。コンビニなどでも売られている「ボンタンアメ」に使われているものと実は一緒だ。
15〜20cmほどある実は、分厚い皮が特徴。そのため、砂糖漬けなどに加工して売られている。
そもそもスーパーや八百屋で売っていないため、その果実自体を見たことがない人がほとんどだろう。
別府のタクシー運転手さんでも「ざぼん…たまにお店で見かけるけど、あんまり見ないねぇ。自分も砂糖漬けくらいしか食べたことがない」というほど。
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■ざぼんをお酒に!
そんな、ざぼんをお酒にしたのがこちら。
これを売っているのは、大分・別府市内の限られたお店のみ。もちろん製造しているのも大分県内だ。
透かして見るとよくわかるが、ざぼんの果実の繊維がかなり浮いている。
少し置いておくと、底に果実がたまっていく。
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■甘苦くて美味しい!
これをよく振ってからグラスに注ぐと、少し濁った薄黄色に。
これがまた綺麗! 匂いは柑橘系らしい、爽やか系。
一口飲んでみると、酸味と共に苦味がふわっと口に広がっていく。これは女子が好きなやつ! 記者は冷やしてそのまま飲んだが、レンチンして温めて飲んでもほっこりできそうだ。
アルコール度数も6%とそれほど高くないため、するすると入ってしまう。また量も300mlとお手頃サイズ。これならお土産にもぴったり。
ちなみの瓶のまま口をつけて飲むこともできるが、写真の通りコレジャナイ感がすごい。せっかくの香りを楽しむため、一度グラスに移す方がオススメだ。
ちょっと変わったものが飲みたい、持って帰りたい人は「ざぼんのお酒」をぜひとも選択肢に入れてほしい!
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)