外務省がテロへの注意喚起 場所は米国・ニューヨーク

2016/11/21 20:00

(spyarm/iStock/Thinkstock)
(spyarm/iStock/Thinkstock)

18日、外務省は新しいテロへの注意喚起を発表。

その場所が海外旅行先としても人気の米国、ニューヨーク・マンハッタンであるため、広く警戒を呼び掛けている。

sirabee20161120tero2
(画像は外務省公式サイトのスクリーンショット)



 

■ISILの雑誌で「絶好の標的」

イスラム過激派組織「ISIL(イラクとレバントのイスラム国)」は、同組織発行の英語雑誌で7月にフランスで起きたトラック突入事件・テロ攻撃を特集。

その中で

11月24日にニューヨーク・マンハッタンで開催されるメーシーズ・サンクスギヴィング・デイ・パレード(Macy’s Thanksgiving Day Parade)が「絶好の標的」である


と、テロを扇動する主張を行っているのだ。

在ニューヨーク日本国総領事館の情報によると、ニューヨーク市警察はすでにパレードの警備の強化計画を行い、予防措置を実施。

しかし、危ないのはこのパレードだけではない。24日前後には各地でイベントやパレード、デパートやショッピングモールでのセールなどが行われる。

不特定多数の人が集まるイベントはテロの標的になりやすいため、通常以上に危険が増してしまう。


関連記事:叶姉妹、「未成年を狙う大人の男性」に警鐘 ライオンに例え注意喚起

 

■ネットには不安の声も…

ネット上には、今回の注意喚起を受けて不安の声が上がっている。


11月23日は祝日のため、有給などと合わせて海外に行く人もいるだろう。また、年末年始は海外で過ごす、という人も多いはず。

当該地域だけでなく、海外旅行する際は外務省の「海外安全ホームページ」をチェックするなど充分に注意してほしい。

・合わせて読みたい→各地で発覚するテロ計画 日本人実業家が語る「恐怖」

(文/しらべぇ編集部・たつきあつこ

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

旅行ニューヨークテロパレードISIL米国外務省
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング