性感染症予防にセーラームーン起用 啓発ポスターに複雑な声も
「検査しないとおしおきよ」 性感染症予防にセーラームーンが起用で驚き…

パートナーとの性行為にあるさまざまな問題。人工中絶件数は年々減少し、避妊に対する意識は高まっているといえるが、案外疎かなのが「性感染症」についてだ。
しらべぇ既報の調査では「Hはナマでしたい派」は5割にも及ぶことが判明。まだまだリスクに対する意識は低いといえるだろう。
そんな中、性感染症予防を訴える啓発ポスターが話題を呼んでいる。
■まさかのセーラームーン「検査しないとおしおきよ」
近年、急増している梅毒などの性感染症について、予防や早期発見につなげるべく、検査を促すポスターを21日に厚生労働省が作成した。
モデルには『美少女戦士セーラームーン』が起用され、「検査しないとおしおきよ」というキャッチコピーまでついている。
対象となる女性たちに根強い人気を持つ同シリーズの力を借りて、患者が増加しているこの状況を打破する意気込みを感じられる。
また、キャンペーンとして特製コンドーム6万個を配布予定とのこと。
ネットでは「特製ゴム欲しい」「男性側も気をつけるべき」「なぜセーラームーン」など、さまざまな声が上がっている。
え、なに!
セラムンのゴム!!?
欲しい!!! pic.twitter.com/JIZtrznOUU— JENNY@おんどり会11/25 (@jenny960818) 2016年11月21日
検査しないとお仕置きよ ですか
検査の前にゴム使わないとお仕置きだろ。
それは置いといてセラムンの性病とかゴムのPRに使われるのかー……小さい頃見ていた世代としては複雑だよね。
— うららっと (@uraratto) 2016年11月21日
セラムンをリアタイで見てた世代ってもう結構な大人だから、いいところついたと思います。にしてもゴム可愛いな欲しい
— ヒトアイダ (@HitoaidaPon) 2016年11月21日
賛否両論あるが、それも注目されている証拠だろう。
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■10人に1人が性感染症を経験
しらべぇ編集部が「性感染症にかかったことがある人」について調査したところ、およそ1割が「ある」と回答。
20代〜30代に限っては1割を超えるところもあるなど、他人事ではない話だ。
もっとも、性感染症は女性だけでなく、当然ながら男性も意識しなくてはならない。
「この人は大丈夫だろうか」と思ったら、少しでも疑問に感じたら検査を受け、予防に努めることが重要だ。
(文/しらべぇ編集部・伊藤大生)
対象:全国20代~60代の男女1353名(有効回答数)