上司のひそひそ話…打たれ弱い部下には強いダメージが
内緒話聞こえると人は敏感になる。「もしかして自分のことなのでは…」とオドオドする人もいるだろう。しらべぇ既報で取り上げているが、内緒話に敏感になるのは女性に多いことがわかっている。
そこでしらべぇ編集部では対象を有職者に絞り、「上司がひそひそ話をしていると、不安になる」かの調査を実施した。その結果、31.3%の人が不安だと回答。
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■女性の前でひそひそ話をしてはいけない
男女別では、以前の調査と同様に圧倒的な差がついている。
女性は男性に比べて15ポイント以上も多い結果。やはり女性は人の行動に、とても敏感なようだ。
「さらに偉い人たちに、いろんな話を吹き込んでいる上司がいる。聞こえないと思っているのだろうけど、時折耳に入る部分だけでなんとなくわかる。自分のことではないけど、気分が悪い」(30代女性)
自分の点数を稼ぐために必死なのかもしれないが、部下からの評価が下がっていることだけはたしかだ。
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■打たれ弱い人の前でひそひそ話をしてはいけない
さらに上司のひそひそ話に不安になりやすい人は、こんな傾向がある。
打たれ弱い人のおよそ半数が上司のひそひそ話が不安と回答。
「私はそんなに仕事ができるほうではないので、上司がこそこそと話をしていると自分のあつかいについて話しているのかと考えてしまう。クビになるんじゃないかと、ビクビクしながら仕事をしている」(30代男性)
考えすぎな気もするが、打たれ弱い人は自尊心が低い場合が多い。そのために自分に都合の悪いようにしか考えられないのであろう。
現時点では伝えられないことを、小声で話していることもあるだろう。ただ部下にとっては、あまり気分のいい光景ではないらしい。席を外すなどしたほうが、部署内の安定につながりそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代有職者の男女686名 (有効回答数)