家族から差別も？「フランス人と結婚した」女性の現実3選

「私が独身時代から飼っていた犬がいるんです。日本であれば、男女どちらかが飼っていた犬でも、結婚すれば家族の犬としてお互いに可愛がりますよね。

しかしフランス人の夫は違う。犬嫌いというわけではありませんが、『これはあなたの犬。だから僕は一切面倒みない』と宣言。

実際に私が具合が悪くなった時に、犬のご飯や散歩をお願いしても『あなたの犬でしょ？　なんで僕が？』と、逆ギレ気味で、もちろんやってくれない。

世界から『フランス人は冷たい』とよく言われますが、『自分は自分、人は人』という意識が強いのもひとつなのでしょうね。これは結構寂しくなります…」

「フランス旅行に行った人たちが『人種差別された…』と呟くのはよく見る光景ですが、フランス人の中にはまだ人種差別をする人が少なからずいます。

夫の妹もそのひとりで、アジア人である私には露骨に意地悪を…。一番ショックだったのは、彼女の家に食事に招かれた時に、周りはきちんとした食器でしたが、

私だけ使い捨ての紙皿とプラスチックのフォーク。彼女が裏で、私が口をつけたものを『洗いたくないし』と言っているのを聞いてしまいました。

ただ私の友人で日本女性と結婚した黒人男性がいますが、彼も奥さんのご両親から差別的なことをされるようなので、

フランス人だけが差別主義者なわけでなく、日本人だろうとどこの国の人だろうと、人種差別する人はするんだと思います」

「価値観の違いや周りからの人種差別といった問題は多々あります。それでツラい思いをすることも…。でもその反面で良いこともたくさん。

フランス人男性はとてもロマンティックで、喧嘩をした後は花束を片手に謝罪してきたり、料理上手な人が多いので女性に手料理を振舞ってくれたり。

女性にとっては恋愛映画の主人公になったような気持ちになれると思います。またフランス人男性から日本女性は『奥ゆかしくて可愛い』と大人気。

私もフランスに行くと、周りから『日本女性を紹介して』と必ず言われほどです」