4.2秒動画をスロー再生すると…米バンドOK Goの新作音楽ビデオが凄い
米国のロックバンドOK Goが新しいミュージックビデオ『The One Moment』を発表した。
この曲は2014年に発表されたアルバム『Hungry Ghosts』に収録されている。
はじめに再生される4.2秒の動画をスローモーションにすると、曲のテンポに合わせて同期していたことがわかる。
テクノロジーと遊び心をたくさん詰め込んだ作品だ。
OK GOのMVは毎回面白くてスゴい好きなんだけど、今回は撮影時間そのものは過去最短なのではなかろうかw
準備に死ぬほど時間かかってそうだけどw— もみくちゃにされる遠夜弘 (@tooyahhh) November 23, 2016
■ユニークなミュージックビデオを作り続けるOK Go
OK Goは99年に結成されたシカゴ出身の4人組のバンド。
2005年にリリースしたセカンドアルバム『Oh No』の収録曲『Here It Goes Again』のミュージックビデオでルームランナーを使って踊る映像がネットで話題に。
2016YouTubeビデオアワードや2007年度のグラミー賞を受賞した。
発表するミュージックビデオは毎回ユニーク。一発撮りが多い。
大きなピタゴラスイッチ風の仕掛けでワンカット撮影。セッティングするだけでも大変そう。
犬がたくさん出てくるビデオも。メイキング映像では124テイク取り直した記録が残っている。
無重力状態で跳んだりはねたりしながらワンシーン撮影。失敗が許されなさそうにも見える。メンバーの運動神経もすごい。
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■日本でもOK GoのMVを撮影していた
2014年に公開された『I Won’t Let You Down』は千葉のショッピングセンター・ロングウッドステーションで撮影された。
広大な土地で2,400人のエキストラとドローンを使った、桁外れの規模のビデオに。
制作には日本のクリエイティブディレクターが関わっており、曲の途中には日本語で「1、2、3、4」とカウントする女子高生の声も。ビデオの冒頭にはPerfumeの3人がスタッフ役として出演している。
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(取材・文/しらべぇ編集部・京岡栄作)