結局は努力?的中しすぎて胡散臭い?占いを信じない人たち
朝のテレビ番組や新聞、雑誌に必ずある「占い」コーナー。携帯やスマホの占いサイトも人気があり、毎朝チェックしてから家を出る人も多いだろう。
一方で、人を血液型や星座で4個、12個に分けることの意味や、そもそも信じる根拠がないなど、かたくなに信じない人もいる。
しらべぇ編集部では、全国20代~60代の男女1,365名を対象に占いに関する調査を実施した。
■占いを信じる?信じない?
「占いを信じていない」と回答したのは全体の4割。男女別では女子、年代別では若者の割合がそれぞれ低くなっており、差が大きい。占い好き女性の多さをあらためて実感できる。
また、個人年収別に集計すると、年収が高いほど占いを信じていない傾向があった。
自分の人生を自分で切り拓いた成功者は、占いに頼らずに努力をして願いをかなえたのならば、筋の通った結果である。
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■占いとうまく付き合う
血液型や誕生月と性格の関連性は科学的に証明できないと言われている。しかし、しらべぇの調査には不思議と偏りが生まれていることもたしかだ。
気にしすぎるのもよくないが、占いを否定せず、自分の生活を戒めるアドバイスくらいに考えておけばいいようにも思える。
また、悪い運勢をよくするにはどうすればよいのか、占いを元にどれだけ実行できるのかが占いの本質とも言われる。
タロット占いはその傾向が強いようで、タロットに書かれていることの意味を、じつは最初から自分の中でなんとなく考えていた解決策と照らし合わせて、正当化されるそうだ。
タロット占いが当たっていると感じる理由はここにあり、逆に胡散臭いと感じてしまう人もいるだろう。
なお、「占い結果は良いことだけ信じる」人も多い。的中も良いことだけにしてほしいものだが…。
・合わせて読みたい→しらべぇに掲載した星座にまつわる調査結果
(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)