新創刊の料理雑誌『buono』編集長がこっそり教える激ウマ牡蠣フライ
日に日に寒くなるとともに、牡蠣がおいしい季節がやってきた。新鮮な生牡蠣ももちろんウマいが、カリカリの熱々を口に入れた瞬間、じゅわっとエキスがあふれる牡蠣フライは、やっぱり最高だ。
そこで、しらべぇ取材班は、12月6日に創刊される男性向け料理雑誌『buono』の島貫朗生編集長に、「牡蠣フライが絶品の店」を教えてもらうことに。
(ご機嫌になって鼻から酒を飲もうとしている島貫編集長だが、さすがに舌は確かだ)
画像をもっと見る
■銀座裏通りにある和食店「みな美」
銀座からやや新橋よりに向かった細い路地の2階にあるその店の名は、『みな美』。以前は、銀座にあったフレンチの名店でマダムを務めた女将の砥上親美さんが、ひとりで切り盛りする和食店だ。
関連記事:コロナ禍で大打撃の人気日本料理店 松茸コースを半額以下で提供と話題
■丁寧につくられた一品
料理はコース形式で、1品目は鴨。皮目はきれいに炙られて、肉は美しいピンク色。いちじくや洋梨など、秋の果物と合わせると、吟醸酒によく合う。
マグロのづけも、ねっとりとウマい。
関連記事:松のやの「感謝と恩返し」 1週間限定のお得すぎるフェア「海老2倍だ!」
■衣が薄く大ぶりの「広田湾」の牡蠣
そして、こちらが『buono』編集長オススメの牡蠣フライ。サイズやうまみの濃さなどから、牡蠣の仕入れは岩手県広田湾産と決めており、今年はちょうど取材の日が初めてとのこと。
牡蠣フライは、衣が厚くて食べるとお腹にたまってしまうものも少なくないが、こちらの衣はごくごく薄い。「うちはお酒を飲むお客さんも多いからね」と、女将。
熱々ながらペロッと食べられて、コースなのにおかわりしたくなるほど。
関連記事:北海道のアンテナショップで発見 1日1900個売り上げるソフトクリームが激ウマ
■もうひとつの名物は「炊合せ」
牡蠣フライは季節ものだが、変わらぬこちらの名物は、ひとつひとつの素材をそれぞれ丁寧に煮て盛り合わせた炊合せ。
ねっとりした里芋、滋賀県名産の赤こんにゃくなど、火の通りが異なる素材にじっくり味がしみている。
関連記事:マクドナルド、ポテトが全サイズ150円 プチパンケーキのソースで食べたら…
■シメは贅沢な「松茸やきめし」
シメのご飯は、松茸と近江牛のやきめし。松茸と肉の脂の甘い香りがふわっと立ち、至福と言ってもいい。
■銀座でいただける「母の味」
料理も給仕も、すべてひとりで担う女将の砥上さん。最高の食材をつかって、丁寧に手をかけてつくられた、懐かしい母の味のような店だ。
でも、家庭料理の牡蠣フライなどとは次元が違うことを、ひと口食べた瞬間にわかるだろう。
【みな美】
住所 中央区銀座8-4-23-2F
・合わせて読みたい→牡蠣マニアが教える! 熟成肉に生牡蠣オンの衝撃を隠れコースで体験
(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト 取材協力/『buono』編集部)