『劇的ビフォーアフター』終了にファン「なんということでしょう!」
テレビ朝日系『大改造!劇的ビフォーアフターSEASON2』が11月27日の放送をもってレギュラー放送を終了。今後は不定期での放送をめざすと発表した。
■大改造!劇的ビフォーアフターの14年間
所ジョージが司会を務めてきた『大改造!劇的ビフォーアフターSEASON2』は前身のいわば「SEASON1」が2002年から放送開始。
2006年にアスベスト問題などでいったんレギュラー放送を休止したのち、2009年からSEASON2としてレギュラー放送が再開された。
番組のコンセプトは「家族の問題をリフォームで解決しませんか?」。問題のある家・建物を「匠」と呼ばれる一級建築士の手により生まれ変わらせ、家族の絆を取り戻してきた。
震災復興、東日本大震災の影響などによる人材不足を原因とし2016年11月をもって2度目のレギュラー放送を終了し、14年の歴史にいったん幕を下ろす。
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■ファンは「なんということでしょう」と嘆き
しらべぇ取材班でファンの声を調査してみると…
https://twitter.com/07maki15/status/802017115142123520
劇的ビフォーアフターが無くなるだと…日曜日の楽しみが…
— ÜSA (@usami8372) November 25, 2016
https://twitter.com/oh_ma25kyo/status/802007763618394112
https://twitter.com/hamidashita_gu/status/801984654639185920
突然の発表に、番組内でナレーションを務める、サザエさんでおなじみの加藤みどりが口にする名台詞「なんということでしょう」になぞらえ、かなしみをあらわにするファンが目立った。
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■建築関係者は「しかたない」と納得
一方、建築関係者は…
#劇的ビフォーアフター が終了するようですね。夢のある番組だったので少し寂しいですね、匠に憧れて建築を目指した学生も多いと思います!サザエさんの声で『なんていうことでしょう…!』結構好きだったなぁ✩✩今後は特番で放送されるみたいです♩#建築 #専門学校 広報部
— フェリカ建築&デザイン専門学校 (@felicamaebashi) November 25, 2016
番組終了を惜しむ声も多い反面「理由に納得」「東京五輪もあるので建築関係は人手が足りなくて工期が伸びている状況」など仕方ないと冷静な回答が多かった。
ときには、全面ガラス張りの家に「外から丸見えなのでは」と視聴者が不安を口にしたり、「こんな費用では改築不可能」と専門家が苦言を呈したりなど、ネットで騒がれたことも多々ある。
日曜夜、家族だんらんを支えた人気番組であることは間違いないだけに、今回の発表に衝撃を受けた視聴者は少なくないようだ。
今後の不定期放送ではより魅力的でインパクトのある家の登場に期待が高まる。どのようなアフター姿を見せてくれるのか楽しみに待とう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・サバマサシ)