30年超の歴史ある「ランチパック」が根強いファンを持つワケ
1984年にピーナツ、ヨーグルト、小豆、青リンゴ味からスタートして、今でも根強い人気を誇る山崎製パン「ランチパック」。
ご当地系を含めると50種類ほどが発売されており、製造元の山崎製パン自体の売上も順調だ。日本人がパン食に移り変わっていることや、手軽に食べられることも購入されている理由になっている。
ただ、同じ物を食べ続けていると、「美味しい」という理由だけではどうしても飽きてしまうこともあるはず。
しかし「ランチパック」ファンの場合、“これでなくては”という理由があるようだ。しらべぇ取材班では、その実態を調査した。
■多忙なサラリーマンの5分メシに
「名前の通りランチのお供にしている、学生の頃からの愛好家です。私は外回りの営業ですが、12時に前のアポが終わり、13時から次のアポというスケジュールで、なかなかお昼の時間が取れません。
でもこれなら、コンビニエンスストアでお茶とランチパックを購入して、電車が到着するまでの5分でランチを済ませることができます。他のものであれば、手が汚れることもありますが、そういったこともないので重宝しています」(30代・男性)
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■おやつの材料として利用
「子どもの頃からランチパックを食べています。次の世代へといってはなんですが、今は子どものおやつとして使っていますよ。ただ、ランチパックのままですとおやつというより、ちょっと手抜きに見えるので、油でさっと揚げると『フレンチトースト風』になります。これ周囲で流行っているんです。
さくっとして見栄えもしますし、子どもも喜ぶのでおすすめです」(30代・女性)
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■会社での小腹対策で冷凍保存
「大学の頃に小腹が減ったら、ランチパックを購入していました。その頃から欠かせない存在ですね。今でも、会社の近くにコンビニがないので、残業のときの小腹対策で購入しています。ただ、そのままランチパックを買いだめして、デスクに置いておくというは見栄えとしても避けたいと思っていました。
そこでインターネットで調べたところ、『冷凍すると美味しく食べられる』というのを見て、ピーナツやカスタード&ホイップといったスイーツ系を会社の冷凍庫にストック。美味しいし、保存としても最高です。これからも『ランチパック』の根強いファンとして、長年すごすことになると思います」(20代・女性)
30年以上の歴史がある「ランチパック」。アレンジの工夫で生活を便利にできることも、根強いファンを獲得している要因のひとつであるようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季)