行けない→そのまま放置!?飲食店の予約を無断キャンセルする人
12月に入り、そろそろ忘年会シーズンが始まった。
この時期よく聞くのが「飲食店の無断キャンセル」だ。お店からしたら迷惑極まりないこの行為。予約客のために食材を用意し、席を確保し…被害は大きい。キャンセル料が発生することも。
しかし、予約している側からすると「連絡するのが面倒」と、そのまま放置してしまう人もいるという。
それは、どれくらいの割合なのか。しらべぇ編集部では、全国の男女1,387名に調査を実施した。
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■無断キャンセルは1割以下
その結果、「無断キャンセルをしたことがある」と答えたのは1割以下に。
やはり「無断でキャンセルなんて!」「いけなくなったらすぐに連絡する」と考える人が多いようだ。
この数値は男女や年齢でも大きな変化はない。ほとんどの人が無断でのキャンセルはいけないこと、と理解している。
ちなみに、過去の調査で「当日キャンセル」をしたことがある人は16.2%という結果。1割くらいの人は、ドタキャンであっても連絡を入れているようだ。
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■年収が上がるほど…
しかし、ちょっと気になる結果も。
年収が上がるほど、無断キャンセル率も高まっていくのだ。1000万円以上ではなんと15.9%。6人に1人は経験者だという。
年収が高いということは、それだけ仕事などが忙しいのだろうが…。いけないと判明した時点で連絡する余裕もないのだろうか。
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■二股ほど「無断」しやすい?
恋愛でやってはいけない二股の経験者は、やはり無断キャンセルもしているのだろうか。
その結果、経験なしの人が4.6%なのに対し、二股経験ありの人はなんと20.0%。かなり高い割合だ。
こんなところでもルール違反を犯さなくても…と思ってしまう。
予約のキャンセルは電話を1本かければいいだけ。もちろんキャンセルしないのが一番だが、「めんどくさい」「文句言われそうで嫌」などと思わず、必ず連絡を入れるようにしよう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の男女1,387名(有効回答数)