壁についたタバコのヤニは落とせないの？掃除博士が見事に解決
トイレと掃除博士の佐藤満春です。今回もしらべぇ編集部に60代女性からの掃除に関するお悩みが届いております。
「壁についたタバコのヤニは落とせないの？」
悲痛な叫びが文字からしっかり伝わってきます。解決しましょう。
■そもそもタバコの「ヤニ」ってなんだ？
汚れを落とすにはまず性質を知る必要があります。そもそも「ヤニ」ってなんでしょうか？
ズバリ！ タールです。タールは植物樹脂なので粘着質なんです。重なれば重なるほど、汚れは落ちにくくなります。タールは油性です、つまり酸性の汚れになりますね。
ということは…。そうです、アルカリ性の洗剤で掃除すれば落ちるんです！
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■タバコの「ヤニ」の落とし方
オススメは「セスキ炭酸ソーダ」でしょう。重曹よりもアルカリの濃度が高いことでお馴染みのこちら。水にも溶けやすいのでいいと思います。
なるべくぬるま湯で「セスキ炭酸ソーダ水」を作ってください。最初の濃度はそこまで濃く作らず水とセスキ10：1くらいで大丈夫です。
汚れがひどい場合は少しずつ濃くしてください。
マイクロファイバーなどの柔らかい布にセスキ炭酸ソーダ水をしめらせて、拭いていきましょう。
あまり全体にかけていくと湿度があがったり、べちゃべちゃにしすぎたりするとカビの原因にもなりかねません。
布につけて、拭いていくイメージでいいと思います。壁の素材にもよりますがメラミンスポンジを使って拭きあげてもいいかもしれません。
ぜひ、お試しください！
それではまたどこかの掃除現場でお会いしましょう。
ジャー
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