散々グチっておいて「ごめんね」とか面倒くさっ！中高年が激怒
ネットの普及で、悩みや不平不満を言いやすい世の中になった。FacebookやTwitterに、日常生活で感じているストレスをぶつけている書き込みをたびたび目にする。
SNSの使用方法は個人の自由だが、散々不満をいったあとに「愚痴ってごめんね」と謝られると「面倒くさい」と感じてしまう。
そのような人は、意外と多いのではないだろうか？
■愚痴ってごめんねに面倒くさいと思う人は…
実態を調査すべく、しらべぇ編集部では全国の男女に「散々文句を言ったあとに愚痴ってごめんね」という人をどう思うか聞いてみた。
結果「面倒くさい」と思っている人は2割から4割。やはり抵抗を持っている人は存在する。
また、年代があがるほど割合が高くなることが判明。どうやら若者のほうが愚痴に対する耐性があるようで、中高年ほど「うわあ、面倒なやつ」と考えているようだ。
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■経験者に話を聞いてみた
実際に「愚痴ってごめんね」といわれたことがある人に話を聞いてみた。
「『仕事で嫌な思いをした』というツイートがあったので、軽い気持ちでなにがあったのか聞いてみたのですが、かなり長文の愚痴が書かれたDMが何通も送りつけられまして。
こちらから話をふった手前、もうやめてくれともいえず黙って読んでいたのですが、最後に『愚痴ってごめんね』と書いてあって。怒りはしませんけど、それなら最初からいうなよ、と」（40代男性）
「そもそも私は自分の人生が不平不満ばかりなので、それが謝るべきことだと思っていません。なので、愚痴られることは全然かまわないんです。人間なら当然のことですから。
ただ、終わり際に「ごめんね」といわれると、「そんな謝罪しなければいけないようなことを俺にしてたわけ？」と感じます。余計な一言だと思う」（30代男性）
「こちらに気をつかっての発言だろうと思っていたけど、最近自分かわいそうアピールのために言ってるのかなと思うようになりました」（40代男性）
謝るくらいなら、堂々と愚痴ったほうがよさそうだ。
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（取材・文／しらべぇ編集部・佐藤 俊治）
【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年10月21日～2016年10月24日
対象：全国20代～60代の男女1387名（有効回答数）
