千葉大医学部「集団強姦」事件 警察未公表もネットでは犯人「特定」

千葉大医学部生による「集団強姦致傷」事件。なぜか被疑者の氏名が公表されていませんが、ネットではすでに「特定」?

オトナ

2016/12/05 16:30

千葉大医学部
(画像はYouTubeのスクリーンショット)

今年9月に「女性に酒を飲ませて酔わせ、集団で暴行した」として、千葉県警は11月21日、千葉大学医学部5年生の20代男性3名を集団強姦致傷の容疑で逮捕した。

千葉大は、22日に公式サイトに謝罪コメントを発表。また記者会見を開いて、調査委員会を設置したむねを発表している。


 

■なぜか被疑者が未公表

しかしこの事件の不可解な点は、内容の凶悪性にもかかわらず、被疑者の氏名が一切発表されていないこと。

これがさまざまな憶測を呼び、作家の百田尚樹氏のツイートが「ヘイトスピーチ」として批判されるなどの騒ぎにもつながった。


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■「超エリート法曹一家」との報道も…

警察発表がない以上、大手メディアは被疑者の詳細について報じていないが、『日刊ゲンダイ』は「被疑者のひとりが『法曹界きっての名家』」と報道。

さらに巨大匿名掲示板『2ちゃんねる』やツイッターでは、被疑者3名の氏名が「特定」され、Facebookページや画像などが貼られる事態に至っている。

あくまで、「ネットユーザーが『特定した』」と言っている状況に過ぎないことに留意すべきだ。


■「大津いじめ殺人事件」では損害賠償も

2011年、滋賀県大津市内の中学校に通っていた2年生の男子生徒が自殺した事件では、「加害者の親や祖父ではないか」とネットユーザーによって「特定」された無関係の人物が嫌がらせを受け、書き込んだユーザーが名誉毀損の疑いで書類送検されている。

それも、加害者の氏名が公表されなかったこと(未成年であったため)が、憶測を呼んだことがきっかけだ。

千葉大の事件で「特定」されている人物も、被疑者本人でない可能性もあり、その場合は同様の二次被害を生み出す恐れがある。

一日も早い、警察発表が待たれる。

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(文/しらべぇ編集部・あくむちゃん


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