mixiの「黒歴史晒しキャンペーン」に阿鼻叫喚 「やめてぇぇええ」との声
今から10年以上前に隆盛を極めていた日本発のSNS「mixi」(ミクシィ)。匿名性もあり、現実と仮想の中間点に位置するようなものだった。
Twitterやfacebookの登場によって辞めてしまったというユーザーも多いが、まだアカウントが残っているという人もいるのではないだろうか。
そんな中、mixiがとんでもないキャンペーンを展開していると話題を呼んでいる。
■黒歴史晒しキャンペーンを実施
11月30日「mixi日記を『リライト』しよう!」というキャンペーンを実施。mixiが誕生した2004年にセカンドアルバム「ソルファ」をリリースした『ASIAN KUNG-FU GENERATION』とのコラボが実現し、同バンドの楽曲『リライト』と掛けたもののようだ。
気になるキャンペーンの内容だが、自分やマイミクの過去の日記をサルベージしてサジェスト画面に表示するというもの。
ユーザーの中には10年以上も前の日記が読まれることも…。ある意味「黒歴史晒しキャンペーン」とも言えるだろう。
かつてのmixi民たちも「なんてことしてくれたんだ」「公式が退会させようとしているとしか思えない」と困惑している様子。
現在起こっているmixiパニック概要
mixiがアジカンとコラボ
↓
リライトとかけまして久しぶりにmixiで日記をリライトしてみない?
↓
自分やマイミクの過去日記を楽々読める特設ページをトップに表示
↓
自分が書いた黒歴史が晒される
↓
急いで非公開設定にしなければと慌てる— はま (@ltl_6) 2016年12月6日
にしてもmixi、離れたユーザーを振り向かせるために「戻らないと過去日記をばらまくぞ!しかも10年前のやつだ!」って、やり口としてほとんどリベンジポルノで脅す彼氏と変わらんがな。
— ジロウ (@jiro6663) 2016年12月6日
mixiがトレンドに入ってたので見てみたら
「mixi今回の件で久々にログインしたから退会しといた」
というつぶやきの多さおい客減らしてんぞ
— ものの腐ごりえ (@gorie666) 2016年12月6日
お昼ーーー……ってテンションでTL見て
胃がヒュってなった……
mixiなんちゅーキャンペーンやっとるの。
やめて……やめ……ヤバイ……パスワード早く思い出して私。
— でん。とてん。 (@odenmame) 2016年12月6日
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■黒歴史に怯える元ユーザーたち
このキャンペーンによって晒される「黒歴史」に怯えるネット民たちもいるようだ。10年も前の日記を強制的に見せられるのだから無理もないと言える。
また、お互いの黒歴史に立ち入るのをやめようと言う人まで。
えっなにmixi何するの?過去日記ばらまくの????マジ恥ずかしいからやめてほしいんだけどもはやログインパスワードも何もかも忘却の彼方。
— 山瀬 (@_yms27) 2016年12月6日
mixi見に行って、案の定、ポエム!!!!!!!
やめて!!!!!!えぐらないで!!!!— ちよ@カレイの煮付け (@chiyo_is) 2016年12月6日
我々が今現在の関係性を保つには
mixi不可侵条約として
探さない
見ない
晒さない
の精神で互いに黒歴史があることを認めつつ
現在が幸せであることに感謝し
そっとmixiのログインを諦める事が大切かと思うんですよ— 蘭太さん@12/10が例のshowです (@lantalantern) 2016年12月6日
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■もっとも気が重くなるSNSのmixi
しらべぇ編集部がSNS利用経験のある全国20代~60代男女2,004名に対して行った調査において、LINEやFacebookを超え、もっとも「気が重くなった経験があるSNS」と回答されているmixi。
今回のキャンペーンを機に、また気が重くなる経験をしてしまう人もいるだろう。
かつて「mixi疲れ」という言葉が流行するほど、盛り上がりがあったものだけに、溜まっている日記や写真もたくさんあるだろう。
もう一度ログインして、黒歴史を発見して恥ずかしくなるのも楽しいかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん)