面倒くさいから忘年会はいかない?該当者が語る「参加しない理由」4選
忘年会シーズン真っ盛り。SNSをみていると、「今日は会社、明日は社会人サークル。忘れすぎて肝臓壊しちゃうよ~」と自分が人気者であることをアピールしているような書きこみをみかける。
しかし、世の中にはそのような人ばかりではないはず。むしろ、「まったく忘年会に行く予定がない」人のほうが多いのではないだろうか?
■忘年会の予定がまったくない人は?
そこでしらべぇ編集部では全国20代〜60代の男女1362名に忘年会の参加状況について調査を実施。
結果、性別での差が顕著に。男性が3割であるのに対し、女性の5割が「まったくない」と回答。とくに40代と50代の女性は5割超えだ。
専業主婦やパートで働く人が多いためと思われるが、それにしてもかなり差がある。
また、男性も定年を迎えている人が多いと思われる60代以上になると、ない割合が増加することがわかった。
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■予定がない理由を聞くと…
会社員でありながら、忘年会に参加する予定がまったくないという男性Aさんに意見を聞いてみた。
「忘年会は予定されていますが、自分は酒が飲めないことを理由に参加を拒否しています。ですが、会社のものについては本当はでたくないから行かないだけ。
その理由は以下のとおりです。
①上司の小言が飛んでくる
以前いやいや出席したときに『挨拶の声が小さい』『電車遅延による遅刻が多い』などとゴチャゴチャいわれて、喧嘩寸前に。
無礼講とはいわれなかったので仕方ないのかもしれないけど、忘年会と称した説教大会に行くのはごめんです。
②同僚のなにげない一言が気になる
職場の同僚と話しているときに「Aさんって、感情が顔にでるよね」といわれたことがあります。職場では普段いわれないので「いつも思ってたのか」と感じて気にしてしまいます。
趣味のあう人との忘年会でも、変なこといわれると気になりますね。
③タバコくさい
最近は禁煙のところも増えましたが、酒飲むとなにもいわずにタバコを吸う人が多い。私はあの匂いが大嫌いで、服や髪につくのが耐えられません。
それに「タバコ、いい?」と偉いさんにいわれたら、拒否できない。これは職場以外の飲み会でも感じます。
④仕事を進めたい
私はシステムエンジニアで、開発を担当。スケジュールガチガチに決められている職業なので、なんの生産性もない忘年会に参加するなら仕事を先に進めたいんですよ。
『みんなそう思いながら参加している』と説得されたこともありますが、自分は我を通させてもらっています。なかには『タダ飯食えるんだから仕事している場合じゃない』人もいますけど…。
変わり者といわれますが、どうせ職場の人間には嫌われてるから、いいんです。ほっといてください」
面倒と感じるか、楽しいと感じるか。捉え方は、人それぞれのようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:全国20代~60代の男女1362名(有効回答数)