「女の恋は上書き保存」は嘘?8万人調査から見えた元カレ・元カノ事情
恋愛には、別れがつきもの。異性と交際した経験がある人の多くに「元カレ・元カノ」がいるはずだ。
しらべぇ編集部の調査でも、大多数の人は別れた恋人にふたたび連絡をすることは少ない。
しかし一方で、友達関係に切り替えてうまく付き合う人、仕事の関係などで連絡せざるを得ない場合、またずるずると都合のいい「リサイクルラブ」を楽しむ人も。
■「女性は切り替えが早い」は本当か?
元カレ・元カノにまつわる恋愛論でよく言われるのは、「女性の恋は『上書き保存』。新しい彼氏ができると前の男のことはすっぱりと興味がなくなる」というもの。
これは、真実なのだろうか? しらべぇ編集部の全国8万人におよぶ調査から、新たな事実が判明した。
「元カレ・元カノと自分から連絡をとる人」の割合を男女・年収別で見ていこう。
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■高年収層ほど元カノに連絡する
男性を見てみると、元カノに自分から連絡してしまう人の割合が、年収ときれいに連動していることがわかる。
年収1000万円を超える層では、2割弱が元カノに連絡したことがあるようだ。
■女性のほうが元恋人に連絡する
一方で女性は、というと、男性ほどではないがある程度年収との相関関係が見える。年収300万円以下の層がもっとも低く、1000万円以上では、およそ4人に1人が元カレ連絡経験があるようだ。
さらに、年収300万円の人たちを除くすべての層で、男性よりも女性のほうが「元恋人に自ら連絡する経験者」の割合が高い(年収300万円でも男女差はわずか0.7ポイント)。
このデータから判断すると、元恋人に自分から連絡してしまうのは、男性よりも明らかに女性。
「恋は上書き保存」の人が男女とも多数派なのは疑いないが、恋に未練がましいのは女性のほうと言っていいだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年3月31日~2015年4月20日
対象:全国15歳~90代男女88,321名から年収不明者を除いた76,561名を抜粋(有効回答数)