20代男子の「カレンダー離れ」　草食化で健全すぎるのでは？

2016/12/12 08:00

クリスマスのCMが流れはじめると、2017年はすぐそこ。大掃除のついでにカレンダーを替えて、心機一転をする人もいるだろう。

好きなタレントやキャラクターに囲まれて暮らしたい人は、毎年楽しみなイベントのひとつでもある。

一方で、スマートフォンの普及で、予定の確認は「アプリで充分」と考える人や、カレンダーよりも手帳派の人、取引先や近所のお店から貰うので、わざわざ買わない人もいる。

■カレンダーを買う20代男性の低さが目立つ？

しらべぇ編集部は全国20代～60代の男女1,362名を対象に、カレンダーの購入状況と購入者の特徴について調査を実施した。

「2017年のカレンダーを買うつもりだ」と回答したのは全体の30.5％。男女別では、女性の購入率が男性よりも10ポイント以上高くなっていた。

年代別で集計すると、40代女性の半数弱がカレンダーを購入予定である。

お気に入りのテーマのカレンダーで過ごしたいと考える人が多く、また、年代的にはデジタルもアナログも馴染む世代。家族の予定を記入しておくのも便利な紙のカレンダーはまだまだ需要があるようだ。

逆に20代男性では17％と平均より大きく下がっており、男女差も大きい。

アイドルブームの昨今、推しているグループやグラビアのカレンダーを購入してもおかしくなさそうだが、家に飾るのはごく少数のようだ。少し健全すぎはしないだろうか…。

個人年収別に集計すると、1,000万以上の人の44％がカレンダーを購入すると回答した。

年収が高いからカレンダーを買うのか、カレンダーを買うから年収が高くなるのか。カレンダーを飾れば金運のご利益があるのかも？

（取材・文／しらべぇ編集部・小河貴洋）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年11月25日～2016年11月28日
対象：全国20代～60代の男女1362名（有効回答数）