話題の「Amazonダッシュボタン」 消費者の期待の声とは?
日常生活で、洗剤やトイレットペーパー、ビールなど、買っておくのを忘れてしまい、困った経験がある方もいるだろう。
先日発売されたAmazonダッシュボタンはスマホアプリと同期しておくと、ワンプッシュで購入できて便利と評判だ。
例えば、お気に入りのビールが無くなりそうであれば、冷蔵庫の横にAmazonダッシュボタンをつけておくと、注文忘れもなくなる優れもの。
現在は、アーリーアダプターメインで利用している傾向にあるが、消費者はどう思っているのだろうか。しらべぇ取材班では、その実態を調査した。
■田舎ほど利用すべきものです
「洗剤やトイレットペーパーなどないと困るものを無くなる前にワンプッシュで購入できるのは便利です。ただ、都心ですと会社帰りや自宅徒歩圏内にコンビニがあるので、そんなに必要ないんじゃないかな。
出張でたまに地方に行きますが、近隣のお店は土日は休み、車で30分行かないと辿りつかないなんてこともあります。そんな地方でこそ、威力を発揮するものではないでしょうか」(40代・男性)
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■便利である一方で面倒なこともあるのでは?
「アマゾンに入って購入という手間はそんなにないと思いますし、電車で移動中にもスマホで購入できるので、そんなに手間はないと思います。
自宅にいてキッチンやトイレで気付いたときに、ワンプッシュできるのはよいです。ただ、共働きとかであれば利用するかもしれませんが、専業主婦であれば近隣で安い物をまとめ買いしますし、一人暮らしであれば土日にドラッグストアに行きます。
あと、細かく配達してくれるのは助かる一方で、自宅にいるときに度々ピンポンを押されてしまうと、ちょっと面倒ですよね」(30代・女性)
Amazonダッシュボタンは日用品がメインで、都心であれば近隣のお店で購入できる――と考える人もいるかもしれないが、エリアやライフスタイルによっては画期的なサービスとして期待できそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季)