クリスマスソングを聞くと憂鬱に トラウマを抱える人が悲痛な叫び
世間はクリマス一色。街には派手な電飾やクリスマスツリーなどが飾られているほか、飲食店やコンビニ、そしてテレビやラジオなどのメディアでは盛んに「クリスマスソング」が流れる。
楽しみたい人にとっては気分を盛り上げてくれるツールの1つだろうが、その存在を頭から消したい人間にとっては鬱陶しいもの。
なかにはそれが発展して憂鬱になってしまう人もいるのではないだろうか?
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■クリスマスソングを聞いて憂鬱になる人は?
そこでしらべぇ編集部では全国20代から60代以上の男女1362名にクリスマスソングの意識について調査。
結果、「憂鬱になる」と答えた人は1割。どうやら世間は定番となったクリスマスソングについて、好意的に捉えている人が圧倒的多数だ。
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■未婚・既婚に差はなし
リア充たちの性夜になっているクリスマスだけに、やはり未婚者のほうが憂鬱を感じているのではないだろうか。そこで「憂鬱になる」と答えた人に、結婚しているかを聞いてみた。
その結果、未婚・既婚それぞれにほとんど差がないことが判明。
結婚していてもクリスマスソングに嫌な思い出があることなどの理由で、憂鬱になってしまう人がいるのかもしれない。
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■クリスマスソングについて聞いてみた
クリスマスソングの思い出や意識について意見を聞いてみた。
「とくに憂鬱になることはありませんが、山下達郎の『クリスマス・イブ』は毎年この時期に流れてくるので、かなり儲けてるんだろうなあとは思います。
あとは稲垣潤一の『クリスマスキャロルの頃には』も結構長いですよね。洋楽だったら、マライヤ・キャリーの『恋人たちのクリスマス』。流れるたびに、1ヶ月ちょっとでどれくらいお金が入るのかなと思ってしまいます」(40代男性)
「昔クリスマス・イブにがっちりフられたことがありました。まさに『きっと君はこない』というシチュエーションで、かなりトラウマに。結婚した今でも曲を聞くと気分が落ち込みます。
それしても最近の曲ってあんまり流れてないですよね。定番は古いものばかり」(30代女性)
「うちは家庭が裕福ではなかったので、欲しいプレゼントをもらうことができなかった。ですから『真っ赤なお鼻の~』と曲が流れてくると、当時のことを思い出して鬱になる。
聞かない権利ってないのでしょうか。横一列にどこも同じようなことばかりして芸がない。どんなときでも頑なに演歌だけしか流さない富士そばのような店がもっと増えてほしいと個人的には思います」(20代男性)
憂鬱になる理由は人それぞれのようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:全国20代~60代の男女1362名(有効回答数)