『逃げ恥』最終回でみくりの小賢しさ爆発に「めんどくさい女」との声が続出
放送のたびに話題を呼んでいた『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が20日に最終回を迎えた。平均視聴率は20.8%を記録し、有終の美を飾った。
社会現象となった『逃げ恥』だが、一方で最終回になって、森山みくり(役・新垣結衣)が嫌いになったという人も。
■最終回でみくりの小賢しさが大爆発
津崎平匡(役・星野源)とみくりはこれまで雇用関係にあったが、第11話では「共同経営責任者」として夫婦関係を続けることを選択。共働きすることを決定し、家事についてはお互いで分担することに。
しかし、仕事に追われるようになるみくりは、家事についておざなりになってしまう。平匡にそれを指摘されると「本当いうと私、几帳面じゃないんです。どちらかというと四角い部屋を丸く掃くタイプなんです」と言い、これまでは家事が仕事だったため職務を全うしていただけだと主張。
掃除の割合を平匡が多くもつことに。
また、平匡がご飯を炊き忘れていたことに対して「食事の担当は私なのに頼んだ私が悪いので私が買ってきます」と吐き捨てた。
その後もふたりの生活は上手くいかず、みくりは「いっそ、分担をやめましょうか。シェアハウスのように自分のことは自分でするんです」と思い切った提案を投げかける。
困惑する平匡にみくりは続けて「私が家事の全てをします。それはボランティアです。私が今日ご飯作りたくないと思ったら作らないし、掃除したくなくなったらしません。ご飯がなくても部屋が汚くても文句を言わないでください。」と激昂。平匡はただただ困惑するしかなかった。
このシーンを観たネット民からは「みくりの気持ちはわかるけどめんどくさいな」「なんか最終回にして嫌いになってきた」といった声があがった。
みくりちゃんほんとめんどくさい女すぎて無理だった 可愛いとかそういうの置いといて
— すぴ (@spirit0525) 2016年12月20日
最終回でみくりさんのクソめんどくさいところ出してくるとか、、
ほぼ詐欺に近い、、、、ヒラマサさん羨ましいじゃなくて、ヒラマサさんかわいそうな漫画なんだよな、、ほんとは、、みくりずっと上から目線のクソやしな、、— とぅが (@saamonisumai) 2016年12月21日
昨日の逃げ恥を見直しスタート!前半のみくりが先週のラスト付近のみくりをさらに上回る嫌なみくりで「あーーー!嫌だ。嫌いなみくりちゃんだ!!!」と叫ばずにいられない。。。でも私以上のうちの旦那が嫌がっている(笑)逃げ恥にはまってないのもあるけどアァ云う女子が大嫌い男なんだよなぁ
— kobuta (@sweetdevil03) 2016年12月20日
うわーみくりみたいな女一番嫌いや
話してる最中に人の話に耳を向けず自己解決してるから言葉をシャットアウトしてるやつ
嫌いになるならなっていいよってやつ、好かれる努力に疲れて諦めて嫌われようとする人間が嫌い。凄い浅いところで人のこと好きになる人に多い— shota k (@rockonKon) 2016年12月20日
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■みくりに共感する意見も
しかし、こういったみくりの心情を理解できるという人も。
みくりみたいな女の子がめんどくさいで片付けられてしまうのしんどいよな。そりゃめんどくさくない性格の子も世の中にはたくさんいるだろうけど、ポイントはそこではない。みくりがいようがいまいがみくりが問題にしている内容は依然として存在するわけで、そこを議論しなくてはしょうがないと思う。
— あめしょ (@the_cattestcat) 2016年12月20日
みくりちゃんの小賢しい女で悩むのすごくわかりすぎてつらい…。゚(゚´ω`゚)゚。最近そんな局面にぶつかって、嫌われて、めんどくさいやつだなぁって思われてる気がして、もっと可愛い性格になれたらいいのに…と嫌になる時がある…。゚(゚´ω`゚)゚。
— りん (@ramuuuunn) 2016年12月21日
みくりが泣くのわかる〜ってなった、途中みくりめんどくさいなあっておもってたけどああゆうとこ自分、自分が嫌になってめんどくさくなる、あ〜呪いかあ
— 優 (@sg_o_8) 2016年12月20日
365日休みなく家事して、
自分の時間も自分のお金もないのに
家事も育児も、
働いて帰ってきた男の労いも
専業主婦なんだからやって当たり前だっていうのはおかしいよ
みくりの発言を批判してる人たちは
食わせてやってるんだから当たり前なのに手を抜くなってことやろ— ちゃばこ (@xmomousagix) 2016年12月21日
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■20代の4割が美人に怒られると「嬉しい」
みくりが激怒するシーンで「俺もガッキーに怒られたい」「ガッキーになら何言われても良い」という声も多かった。
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男性582名に「美人に怒られること」について調査したところ、20代のおよそ4割が「嬉しい」と回答している。
「めんどくさい」「うざい」と感じるシーンでも一部の若者の心はゾクゾクしていたのだろうか。
最終回まで議論を呼ぶ展開の『逃げ恥』。けっして流行だけのドラマではなく、しっかりと内容があり訴えかけるようなメッセージ性があるからこそヒットした作品だと言えるだろう。
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(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん)