パワーストーンの購入者は女性が多数！新手の詐欺にご注意を
苦境に立たされた人が不思議な力に頼りたくなるのは、いつの時代も同じである。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,362名に「パワーストーンを購入したことがある」かどうかの調査を実施。全体では22.5％の人が、購入経験があると回答をした。
解決困難なことを石に頼ろうとする人が、一定数いるようだ。
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■パワーストーンを買い支えるのはやはり女性
男女別では、わかりやすい結果に。
やはり男性よりも女性のほうが、パワーストーンを買う人は多い。スピリチュアルなことに惹かれるのは女性が多い印象だが、今回の結果でもその一面が読み取れる。
「彼氏がなかなかできなかったので、恋愛成就で有名なローズクォーツのブレスレットを購入。ずっとつけてたけど、効果がなかった。あとで調べたら、定期的に浄化しなかったのが悪かったのかも」（30代女性）
石が吸収したエネルギーをリセットするために、パワーストーンは浄化が必要だという。浄化の方法は石によって違うが、水晶を利用したり日光浴や月光浴をさせたりするなどがある。
また男性の購入者では、次のような理由も。
「パチスロが好きなので、験担ぎの意味で金運を高めるタイガーアイのブレスレットをつけている。効いているかどうかはわからないけど、お守りみたいなもの」（40代男性）
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■会社の問題解決をパワーストーンに
年代別では、悩み多き世代に購入者が目立つ。
若い世代が多いと思いきや、一番多いのは40代の人たち。社会的に置かれる立場でストレスがたまり、藁にもすがる思いでパワーストーンを買う人も多い。
「職場の雰囲気が悪くて、解決策もみつからないので専門店で買いました。仕事や人間関係に効果があるパワーストーンを使ったオリジナルのブレスレットを作ってもらい、身につけて出勤をしていましたね」（40代女性）
しかし彼女はそのあとすぐに、ストレスに耐えられずに退職。今は、それでよかったと思っているそう。これも、パワーストーンの効果だろうか。
パワーストーン購入者の悩みにつけ込み、高額の祈祷料をだまし取る「開運詐欺」も増えている。購入の際は、ちゃんととしたお店か見極めることも必要だ。
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（取材・文／しらべぇ編集部・ニャック）
【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年11月25日～2016年11月28日
対象：全国20代～60代の男女1,362名 （有効回答数）
