「世界一のDIY職人」ジミー・ディレスタの動画がすごい
世界には、どんなものでも自作してしまう人もいる。
それが家具や日用品といったレベルに留まらず、家一軒を自分で建ててしまう人も。だが、本当の意味で「何でも作ることができる」人はそうそういないのではないか。
国際的ユーチューバーのジミー・ディレスタ氏は、「何でも自作する男」として有名だ。この記事では、ディレスタ氏の魔法のようなDIY技術をいくつか紹介しよう。
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①ノコギリから山刀
使い古しの工具を材料に、まったく別の工具を作ってしまう動画もディレスタ氏は製作している。
そのうちのひとつを挙げれば、「錆びたノコギリからマチェテを作る」もの。マチェテとは、中南米伝統の山刀である。
まずは古い倉庫の片隅にある、完全に赤錆びたノコギリを用意。それにマチェテの形に切り抜いた木枠を当て、プラズマカッターで裁断していく。
あとはノコギリだったものをひたすら研磨機にかけ、刃物にしていく。そのついでに木製の取手を作り、工作の精度を上げていく様子も動画の中で紹介されている。まるで本職のナイフ鍛冶のようだ。
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②昔の大砲
ディレスタ氏は、大砲も自作してしまった。
球形の砲弾を使用する、昔ながらの前装式大砲だ。両手で持ち運べるくらいのミニサイズだが、実際に砲弾を発射できる。カボチャくらいなら、簡単に撃ち抜いてしまうほどの威力だ。
実際の戦争で使われたものとは違い、小型だから青銅の棒を削り抜くという工法である。これが大型の砲だったら、どうしても鋳造にせざるを得ない。
だから映像を見てみると、「工作機械さえあれば日本の家屋でもできそう」とつい考えてしまうほど。世界一のDIYユーチューバーは、マニアックな武器ですらも作り出してしまう。
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③野球のバット
野球のバットは、極めて高度な木材加工技術が求められる。
果たしてそのようなものをDIYで作ることができるのかという声もあるかもしれないが、ディレスタ氏に不可能の文字はない。角材から見事にバットを削り出している。
サイズからして少年野球用のバットだが、オリジナルの焼き印を入れるなど「世界で1本だけのもの」を見事に製造してしまった。
果たして、使い具合はどうだろうか? そのあたりの映像は残念ながらないが、子供が広場で遊ぶには充分な精度ではないだろうか。
ディレスタ氏は他にも様々なものを作っていて、それらの大半は日本で再現可能だ。腕に覚えのある人は、ぜひ挑戦してはいかがだろうか。