正月に里帰りする人は意外と少ない…景気の影響も大きい?

2016/12/30 16:30


日本道路交通情報センターによると、28日から高速道路の激しい渋滞が予想されている。年末の風物詩である帰省ラッシュは「民族大移動」と揶揄されること。

(ralfgosch/iStock/Thinkstock)
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だが実際どれほどの人が里帰りを計画しているのだろうか。正月に帰省をする人の属性や年代にかたよりはあるのか。


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■全体の8割が予定はないと回答

しらべぇ編集部は、全国の20代~60代男女1,362人に「正月には里帰りをする予定がある」か調査を実施した。結果、全体の2割があると回答した。

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男女差も大きくはない。ただ年齢差に着眼してみると、50代までは2割前後に対して60代は7%台だった。

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自身を勝ち組だと自覚する人ほど、していない人より帰省の予定を立てる傾向がある。自信があればあるほど、故郷に戻りたいと考えるようだ。

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年収でいえば500万円以上700万円未満がもっとも多い数値を出していた。それでも3人に1人程度しかない。やはり正月帰省を計画する人は少ないようだ。


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■どうしても正月に帰省したくない人の意見

しらべぇ取材班は、正月に帰省したくないと考える30代男性に話を聞いた。

30代男性「友達が多いタイプではありませんでした。故郷に戻ったところで、会いたいと思う友人もいません。むしろ都内でいれば遊べる友人も多いくらいです。


交通費もかかります。大きな出費をして自宅に戻れば、親からもっと稼げだのなんだのをいわれる。


そのうえ、お年玉。なんなんですか、お年玉。もらう側としてはうれしい制度ですが、与える側になればこれほど悲しい制度はないです。


結果的にもらった額より、でていく額が多い。お盆ならお年玉の文化はないので、帰る気にもなるのですが…」


深刻な不況の影響か。かつてはあたりまえにおこなわれていたお年玉が負担に感じられる時代が来てしまっているようだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:全国20~60代男女1362名(有効回答数)

正月帰省お年玉調査取材
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