【衝撃実験】「最強のアリ」と言われるサシハリアリにわざと刺されてみた結果
世界をまたにかけ様々な危険生物との接触を試みるBrave Wildernessのコヨーテ・ピーターソンが、「世界最強のアリ」と呼ばれるサシハリアリにわざと腕を刺される実験映像。
このアリがなぜ英語で“Bullet Ant(弾丸アリ)”と呼ばれているのか、その理由は刺されたときの激しい痛みにあるようだが…?
※虫や痛いのが苦手な人は閲覧注意
■刺されると痛みが24時間続く
サシハリアリとは、ニカラグアからパラグアイまでの湿潤な低地多雨林に生息するアリの一種。日本で見かける一般的なアリよりもはるかに大きく、働きアリは18mmから30mmの大きさになるという。
最大の特徴はお尻に生えたハチのような針。この針でさされたときの痛みは全てのハチ・アリの中でも最大とされ、24時間も痛みが続くことから現地では“Hormiga Veinticuatro”(24時間のアリ)、また英語では“Bullet Ant(弾丸アリ)”という名を持つ。
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■コスタリカのジャングルで発見
ブラジルの先住民族の間では、戦士としての強さを示すため、サシハリアリを縫い込んだ手袋の中にわざと手をつっこむ儀式が存在するという。
今回ピーターソンが行った実験も、ある意味では度胸試しのようなものだろうか。コスタリカのジャングルに潜り、何日も目的のアリを探し続ける。
そして、ついに見つけたサシハリアリを腕の上で刺激していると、その瞬間は唐突に訪れる…。
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■見た目よりもずっと広い範囲に痛みが
アリのお尻から伸びた針が、しっかりと腕の皮膚に突き刺さっている。大きな叫び声を上げ、地面をのたうちまわって痛みを堪える姿はなんとも痛々しい。
見れば刺されたところの周囲数センチが毒によって真っ赤に腫れあがっているが、ピーターソン曰く、痛みは肩を抜けて首まで達しているというから恐ろしい。
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■最強説に偽りなし?
「最強のアリ」と恐れられ続けてきたサシハリアリにまつわる伝説は真実だったと語るピーターソン。数々の危険生物に咬まれたり刺されたりしてきた男だけに、その言葉には説得力がこもっている。
ちなみに彼が以前刺されていたアリバチとは違い、このアリは日本には生息していない。まず刺される心配はなさそうだが、超危険な生き物として姿形を覚えておいても損はないかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま)