SMAP元マネージャーの置き土産?ジャニーズ若手がコンサートで号泣
ジャニヲタ歴30年ライター、ナンシー関ヶ原です。
ジャニーズ若手グループ「ジャニーズWEST」がこの冬、はじめて京セラドームでコンサートを開催し、エンディングでメンバーがみんな泣きました。その涙の理由とは…
■SMAP元マネージャーの企画でデビュー?
ジャニーズWESTが関西ジャニーズJr.だった時代、Jr.全体の企画を任されていたのが、騒動の際に事務所を退職したSMAPの元マネージャーI氏。
当時、東京のジャニーズJr.がAKB48とともに出演していた深夜ドラマ「私立バカレア高校」(日本テレビ)が高視聴率となり、「次のCDデビューはバカレア組だろう」とファンの間でも話題になりました。
そんな東京ジャニーズJr.プロデュース.の合間をぬって、I氏は関西Jr.もマネージメント。
大阪出身の個性派アーティスト葉月ゆらなどが作詞を担当したユニークな作品「負けへんでbaby」を重岡大毅くんソロ曲として歌わせるなど、I氏独特のサブカル感がコアな関西Jr.ファンの人気を呼びました。
「負けへんでbaby」は関西弁だじゃれが多く含まれた歌詞で、今回のコンサートMCでも話題に。
「シゲの初ソロ曲、歌詞ヤバかったもんなあ!Night and dayって英語の歌詞が『泣いたんで』にかかってたりとか(笑)」
「あと、『シゲ!シゲ!シゲ!シゲ!』ってコールもおもろいねん」
タレントの愛称をファンに連呼させてもりあげるのは、I氏のお家芸。
同じころKis-My-Ft2の一部メンバーを集めたユニット「舞祭組」で中居正広くんが作った歌詞にも「ガヤ、キタ、タマタマタマタマ」とメンバー愛称のコールが入っています。
その後、若いころのSMAPが演じていたミュージカル「ANOTHER」に重岡くんや一部の関西Jr.が、東京の劇場で出演。
公演前の会見で重岡くんたちが「ジャニーさん、デビューさせて!」と発言したことがきっかけでCDデビューの話が進んだと言われています。
SMAPの作品に重岡くんたちを出そうという企画も、I氏が提案したのかもしれません。
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■当時、デビューメンバーからはずされたメンバーがMCで号泣
ミュージカル「ANOTHER」に出演した関西Jr.たちでは順調にCDデビューが決まるかと思いきや、ハプニングが起きました。
ジャニーさんの気まぐれ人事で、突然一部の関西Jr.がはずされた状態で4人だけがデビューすることが発表されたのです。
その後、メンバーがジャニーさんへ直談判をして現在の7名体制に。
今回のコンサートのラスト挨拶時に、デビュー時の話をメンバーたちが語りました。
ジャニーズ事務所に入所以来、仕事では一度も泣いたことがないという藤井流星くんは「あのときは本当につらかった。まわりの人に支えてもらってここまで来れた。」と言って号泣。
Jr.時代の衣装を着て踊る場面もあった今回のコンサート。ジャニーズWESTメンバーの頭にI氏の記憶がよぎったのかもしれません。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ナンシー関ヶ原)