京都に忍者屋敷がオープン!クラウドファンディングで資金調達も
子供の頃、忍者に憧れた人は決して少なくないはず。
「将来は忍者屋敷に住みたい」と考え、その夢を叶えてしまった人もいるくらいだ。しかもそれは日本人に限らず、海外でも「○○流忍術」を名乗り道場を開くという例もある。
忍者はまさに、国際的スーパーヒーローだ。
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■忍者屋敷に泊まろう!
株式会社サムライソウルという、血沸き肉踊るような名前の会社がある。そんなサムライソウルは、京都で忍者屋敷の運営を始めた。
そのプロジェクトが、国内クラウドファンディングサイト『Makuake』に発表されている。
この『NINJA HOUSE Kyoto』は簡易宿所、つまり宿屋である。築100年以上の古民家を改装して、忍者屋敷風の宿屋を作ってしまったのだ。
中身は本格的である。忍者屋敷にはなくてはならない隠し扉や隠れ寝床、囲炉裏などが用意されている。さらには備え付けの手裏剣もあるという。
まさに『真田丸』の世界だ。
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■忍者グッズがもらえる!
Makuakeでの資金調達プロジェクトは、他のそれとは一線を画す独特のギフトが用意されている。
たとえば3,000円コースに応募した場合、京都の漬物セットが自宅に届く。なかなか上品だが、2万円コースでは「忍者グッズ」なるものがもらえる。このグッズの詳細は、Tシャツや手裏剣、小判が入っていること以外は謎だ。
この記事を執筆している時点で、プロジェクトの残り日数は62日。目標金額30万円に対し、すでに8万4,000円が集まっている。このペースで行けば、30万円を上回ることができるだろう。
ちなみにNINJA HOUSE Kyotoは、2017年元日のオープンだ。
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■手裏剣の全国大会も!
こうした忍者体験ができる場所は、全国各地に存在する。
最も有名なのは、やはり三重県伊賀市だろう。この町は「忍者の里」という点をアピールしているだけあって、市内各所で忍者体験ができる。
手裏剣打ちの選手権大会が行われるのも、ここ伊賀市である。全国各地で予選大会が行われ、上位入賞者は伊賀市で行われる全国大会に出場できるという。ちなみに全国大会での優勝賞品は、純金製の手裏剣。
合戦とは無縁の現代であるが、忍者は今も全国各地に存在するようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・澤田真一)