5人に1人「厄年はヤバイ」 空き巣被害に億単位の損害も…
人の歴史のなかでも「厄年」は、事故や病気、家庭環境や社会的環境において災いが起こりやすい時期として忌み慎まれている。
平安時代に既に存在していたとされるこの風習を、迷信だと感じる人もいるだろう。
一方で多くの神社仏閣がその年ごとに「厄払い」や「厄除け」祈願を実施しており、根強く信じている人も。
■一定数が「厄年ヤバかった」
しらべぇ編集部では全国20代〜60代の男女1365名を対象に「厄年の威力を感じたことがあるか?」調査を実施。
その結果、約5人にひとりが「YES」と回答する結果に。
2017年に本厄を迎える人は、男性が数え年で25歳、42歳、61歳、女性が19歳、33歳、37歳。(近年は女性61才も男女共通で厄年とする場合もある)
あくまで科学的根拠に基づいた風習ではないが、一定数、厄年を迎えた際に不運を感じているようだ。
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■億単位の損失に空き巣…おもわず苦笑
編集部では、数年前に「厄年威力」を経験したという女性に話を聞いた。
「33歳の大厄とされる時期に、家族間で相続問題が発生。さらに仕事上のトラブル、空き巣被害と3連発のパンチを食らいました。
得意先が倒産して不渡りは被らずに済んだけど、億単位の売上げがなくなったり、空き巣に入られパソコンと現金が盗まれて…。
苦笑いしながらも注意して過ごすしかなかったですね。厄年を実感するかはそれぞれだと思いますが、私は一番シンドい時期と重なったので威力を感じました」
災難が生じる面ばかり強調されるが、「厄年」は人生の節目を感じる通過儀礼であり「己を振り返り周囲の役に立つ年齢に達した」と考える説もあるという。
人生のサイクルは人それぞれ。これから迎える人は参考にしてほしい。
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(文/しらべぇ編集部・大木亜希子)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年12月16日~2016年12月18日
対象:全国20代~60代の男女1365名