意外に多い!成人式に参加しなかった人は4割越えにも

2017/01/09 08:30

(©写真AC)
(©写真AC)

1月9日は成人の日。この日に合わせ、各地では成人式が開かれている。

街に出ると初々しいスーツ姿の男性や振袖姿の女性が多く歩いており、ちょっとおめでたい雰囲気が漂う。自分の時を思い出して、懐かしい気持ちになる人もいるだろう。

しかし、意外に「成人式に行かなかった」人がいるというのだ。



 

■4割以上が「行かなかった」

しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1365名を対象に「成人式に行った」かどうか調査したところ、なんと42.1%もの人が「行かなかった」と回答。

人生で1度だけの記念すべきイベントだが、意外にも参加率は低いようだ。

sirabee20170106seijinsiki1

性年代別で見てみると、どの年代も男性の割合が高い。

服装を考えれば振袖を着る女性よりも、スーツがほとんどの男性のほうが気軽に参加できそうに思える。しかし気軽だからこそ、「行かなくてもいいか」と判断してしまうのかも。


関連記事:札幌市が成人式を中止 ネット上では「GoToはやるのに…」と疑問の声も

 

■行かなかった人の「理由」は…

成人式に行かなかった人に、その理由を聞いてみた。

「単純にめんどくさかったからです。もう働きはじめており、スーツ姿に特別感もなく。学生時代に仲よかった人とは繋がっていたので、成人式に行く理由がなかったんです。


ただ、『そのあとみんなで飲みに行ってさー』という、プチ同窓会の話を聞いたときはちょっと後悔しましたね。普段同窓会とか来ない人もいたらしく…。当日、用があったならともかく、家でゴロゴロしてたので」(20代・男性)


「金銭的な問題で行きませんでした。振袖買うお金なくて…。レンタルでも高いじゃないですか。着付けもお金がかかる。進学するときに、『もう振袖は用意できない』って言われていたので親も頼れず、諦めたんです。


女子は振袖以外の人、ほとんどいないので参加しにくいですよね。それでもいいから参加する、って勇気は出ませんでした。


子供には振袖着せて、参加させてあげたいですね」(30代・女性)


「進学するときに住民票を移してしまい。だれもいない土地の成人式出るのもなあ…と欠席しました。その後、申請すれば元の土地で出れたかもと聞いて。


それを知っていれば、参加したかったですね…」(20代・男性)


もちろん、いじめられていたなど「絶対に昔の知り合いに会いたくない」人、仕事でどうしても参加できない人もいるだろう。

しかし、めんどくさいな…など、「行きたくない」「行けない」わけではないのなら、参加することをオススメしたい。あとあと、いい思い出になるかも。

・合わせて読みたい→成人式には暴れる若者などいない! 日本野鳥の会ばりに若者ウォッチングしてきた

(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国20代〜50代の男女1365名(有効回答数)

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

成人式調査振袖不参加
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング