男性だけ年収シールを貼る婚活パーティ 「闇が深すぎる」と話題

2017/01/13 05:30

(©ぱくたそ)
(©ぱくたそ)

「婚活パーティ」では、結婚を意識した男女が出会う機会として、今や定着化したと言って良いだろう。立食形式の定番のものから、ユニークな企画やご当地を活かしたものまでさまざまな種類のものが存在する。

そんな中、とあるツイッターユーザーが参加した婚活パーティが「闇が深すぎる」として話題を集めている。



 

■男性だけ年収を示すシールを貼る婚活パーティ

一連の投稿をおこなったのはツイッターユーザーの長井ずみ3日目東7m02a委託さん(@nameriizumi)の投稿。知人から頼みもあり、数合わせとして婚活パーティに参加したとのこと。

そこでは、男性が名札の横に年収別の色のシールを貼ることが義務づけられていたという。高収入でない男性は、女性に話しかけても、無視されるか、露骨にイヤな顔をされるか、スタッフを呼ぶヘルプ札をあげられるという仕打ちを受けたと語っている。

その経験をふまえ、次のパーティではシールを偽ることにしたという。すると、前回がウソのようにモテ、たくさんのLINEの交換を求められたとのこと。

しかし、偽っていた旨を話すと、半数以上からはブロックされる結果に。


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■男性だけシールを貼るのは不公平という意見

ネット民からは「男性がかわいそう」「所詮、男は金なんだ」といった意見があがっている。やはり、男性だけという不公平さや、お金で判断されるということに不満を持つ人もいるようだ。

・これはひどい。男性はシールの色の意味を知らされてないって人身売買のオークションみたいないやらしさ感じる。


・男が年収でランク分けされるのに対して、女はなんでランク分けされたら、互いの人格が軽視されることに釣り合うだろうな?


・婚活パーティー闇深すぎわろた…


・女性も年収を表示すべきだって意見が思ったほどないな 女性の年収も男性の年収と同程度に重要な要素なのに


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■婚活だからしかたがないという意見も

しかし、一方では「結婚にお金は必要不可欠なのだからしかたない」という意見も。合コンならまだしも、結婚を意識した出会いの場だ。

限られた時間の中で、希望の相手と会うためには年収や学歴など、ステータスはわかりやすい判断材料になるだろう。

・まあ正直年収ってどうしても死活問題に直結してるし非難はできないなと思う


・学歴も年収も会話が成り立つかの目安になるんだよなぁ。友だちなら気にしなくても良いどころか面白いんだけど死ぬまで一緒に居られるかって言うと話が別


・古よりの風習「お見合い」では釣書ってのがあるんだし、まぁその辺はハナからぶっちゃけちゃった方が後々面倒くさくなくていいんじゃね。情報開示せずにこっそりやるのはアレだが。


・男性側にシールの意味が伏せられてるのが商業倫理的にアカンだけで、マッチングってそもそもこういうものでござる。 ただカネと美貌の交換だけが婚活需要ではないので、男女共にもっと色んな意味のシールをぺたぺた貼ればいいのよ。


結婚観や男女観など人それぞれの考えがあり、一概になにが正しいというものはないだろう。

コメントにあるように、今のお見合いに必要なのは、お似合いの相手を自動でマッチングしてくれる仲人の存在なのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん

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