「13日の金曜日」は不吉じゃない?もっとも多かった答えは…
今日は、「13日の金曜日」。日本では気にする人も限られるが、英語圏を中心に海外では「13恐怖症」まで存在する。
殺人鬼ジェイソンが活躍(?)する、1980年公開のホラー映画『13日の金曜日』シリーズは、国内でも有名だ。
数字の13や13日の金曜日が不吉とされるようになった起源には諸説あり、
・イエスが十二使徒と最後の晩餐を過ごしたとき、13番目の席に座っていたのが、裏切り者のユダだったから。またイエスが磔刑に処されたのが金曜日だった。
・北欧神話で12人の神々が祝宴をしていた時、招かれざる神が現れて1人の神を殺したから。
・月や方位など生活に根付いた「12」の次にくる素数13に違和感が持たれた。
などと言われている。
■不吉だと思うか調査したら…
そこで、しらべぇ編集部では、ツイッターユーザーを対象に「13日の金曜日」と国内でなじみ深い「仏滅」について、不吉と思うかどうか調査を実施した。
もっとも多かったのは「どちらも不吉でない」という答えで、5割に迫った。「13日の金曜日のほうが不吉」という人は4人に1人。
やはり日本だからか、「仏滅のほうが不吉」と考える人が、やや多いようだ。
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■「アポロ13号」は全員が生還
「13」の不吉さを証明するとともに「乗り越えた」とも評されるのが、1970年に打ち上げられた月面探査船アポロ13号の事故。
打ち上げは金曜ではなく土曜日に行われたが、13のジンクスに対抗するため、あえて13時13分(米中部時間)が選ばれた。
酸素タンクの爆発により、月面着陸のミッションを果たすことはできなかったものの、宇宙飛行士たちの適切な判断で、全員が無事地球に生還。
「成功した失敗」とも評され、1995年には『アポロ13』として映画化されている。
不吉なことが起きたとしても、乗り切るのは人間の知恵ということかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)