免許証の写真に納得いかない割合は約半数!失敗しないためには
運転免許証を発行、更新する際には写真も合わせて撮影される。椅子に座ってたった数秒で撮られてしまうため、写真の仕上がりに不満を持っている人も多いのでは?
■免許センターの写真撮影は流れ作業
先日、記者は運転免許の更新をする機会があった。もちろん、写真を撮影することもあって髪の毛を整髪料で整えたのだが…
撮影担当者に「髪の毛が前髪にかかってます。髪を上げてください」と指摘され、髪をかきあげた瞬間をパシャリ…
出来上がった免許証を見ると顔も髪型もなんとも言えない仕上がりであった。
関連記事:カズレーザーが持っていない意外なモノ 「かわいすぎ」とファン驚き
■写真に納得いかない人46%
同様の経験をしている人も多いはず…ということで、免許証の写真について全国20代~40代の男女1,061名に調査。
すると、46%のほぼ半数が納得いかないと回答。免許センターなどの写真撮影担当者はプロのカメラマンでもなく、美しく取ることを目的としているわけでもない。
また、東京の免許センターなどでは1日に数百人規模の免許証の発行するため、ひとりひとりの写真撮影に時間はかけられないのが現実だ。
とはいえ運転免許は一度更新すると、次の更新まで最長5年間使用し続けなければならない。
日常生活において、身分証明書として活用することがある運転免許証の写真写りが悪いと、免許証を見るたびにため息をつくことにもなりかねないのだ。
関連記事:あおり運転厳罰化に喜びの声溢れる 一方で「あおられ運転」の心配も…
■写真は持ち込み可能
そんな免許証の写真に不服だというかたに朗報。東京、大阪、名古屋、北海道、福岡の県警、府警、及び警察庁のホームページで確認したところ…免許証更新の際に、写真の持ち込みを運転免許試験場などの一部で受け付けているという。
更新する場所によっては持ち込みできなかったり、免許証に使用できる写真には背景や服装などの条件もあったりするので、あらかじめ確認しておきたい。
代表的なルールをまとめると…
・カラー、無帽、正面、上三分身、無背景、単一色
があげられる。その他の不適切写真の例の中には…
・笑い顔、洋服が見えず、裸に見えてしまう
なども使用できないらしい。笑顔禁止となるとなかなか思い通りにはならないかもしれないが、写真屋さんなどに行ってプロにとってもらうだけでも数十倍マシなのかも…。
もし、免許を更新する機会があれば、持ち込みという選択を検討してみてはいかがだろうか?
・合わせて読みたい→自転車もいつか「免許制」になる!? 免許証なければ自転車通学禁止の学校も
(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:全国20代~40代の免許証を持っている男女1061名(有効回答数)