ダイエット宣言→ハイカロリー料理の写真をアップでSNSユーザーが不信感
新年初出勤でスーツや制服を着てみたら、なんだかきつい…。危機感を募らせ、ダイエットを決意した人も多いことだろう。
しかし「痩せる、痩せる」といいながら、ハイカロリーな料理の画像をアップしているSNSユーザーも少なくない。
思わず「おいおい」とツッコミをいれたくなるような投稿をみかけたことがある人は、どのくらいいるのだろうか?
■ダイエット宣言したくせに…
実態を把握するべく、しらべぇ編集部では全国の20代~60代のSNSユーザー681人に、「痩せるといいながらSNSに食べている画像をアップしている人をみたことがあるか」聞いてみた。
結果、あると答えたのは全体で2割。性世代別に見ると30代女性がもっとも多く、3割に達していることがわかる。
30代といえば、中年太りしやすい世代だ。とくに女性はいつまでも美しくありたい気持ちと、食べたいという欲求がぶつかりあう。
そのようなことから、ダイエット宣言しておきながら食べる画像をアップする――という矛盾が生まれやすいのかもしれない。
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■経験者に話を聞いてみた
ダイエット宣言しながら食べる画像をアップしている人が、TwitterのフォロワーにいるというSさんに聞いてみた。
「知りあいの女性なのですが、ちょっと太り気味なんです。会って話すと『デブなので痩せたい』というのですが、Twitterをみると昼飯に山盛りのご飯が写った定食をアップしたり、夜は飲み会やらディナーやら高いものを食べたと自慢していて。
それで2日後くらいに『体重が5キロ増えていた。ダイエットしなきゃ…』なんてツイートして、なにがしたいのかなって思っちゃう。もちろん、そのあとはケーキバイキングに行ったなんてつぶやくループ芸。
『だからお前は太るんだよ』と警告しようかとも思うのですが、陰から見ているぶんには楽しいのでそのまま監視してます。ただ、こういう人間は信用ならないな、と感じますね。
それなら開き直って、『食うぞ~! また太るぞ~!』と開き直っている人のほうが人間的に好きですし、信用できますね」
できない宣言はしないほうがいいかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国20代~60代のSNSユーザー681名(有効回答数)