全国区までもう一歩!節分にイワシを食べる?頭を飾る「柊鰯」は不評
節分に飾られる魔除けの一種として、焼いた鰯の頭を柊の枝に指して作る柊鰯(ひいらぎいわし)。
「焼嗅」「やいかがし」とも呼ばれ、鰯の臭いと柊のトゲにより鬼が家に入らないとの言い伝えがあり、邪気を追い払える。
また、信仰心が深いと、どんなものでもありがたく思えることのたとえ「鰯の頭も信心から」も、柊鰯が由来とされている。
鰯の頭を飾ることから、節分には鰯の身の部分を食べる習慣も、同様にあるようだ。
しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,400名を対象に「節分に鰯を食べる」か調査を実施した。
■節分に鰯を食べる人に地域差
節分に鰯を食べると回答したのは全体の15.3%。男女や年代別で大きな差はない。
この結果は、先日しらべぇが調査した恵方巻を食べる人の割合33.4%と比較すると半分以下の数値。
地域別で集計すると、近畿エリアで23%。しかし、北海道では4.2%と、全国的に知られている習慣にはなっていない。
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■「柊鰯」はちょっと引く?
Twitter上では、「ビジュアルが笑える」「実物は匂いがすごい」「趣味が悪い」など、柊鰯の見た目の評判があまりよくないようだ。
節分の風習で「柊鰯」って言うのがあるらしいんだけど、このビジュアル笑える(≧∇≦) こんな玄関、人間も引く。 pic.twitter.com/OG9VQ9bGtF
— 星屑 (@grs1915_grs1915) January 31, 2017
今週は節分会で係なのだけれど、柊鰯をガチで作ろうとしてる後輩。本物の鰯の頭持ってきたんだけど、匂いやばい。。鬼どころか人間も逃げるわ!
— しゅえとかなんとかぽぽぽぽーん。 (@WagamamaKids) January 31, 2017
昨日節分用の柊もらったけど、柊鰯キモすぎ
考えたやつの趣味の悪さを感じる— Yamaken (@Yamaken0402) February 1, 2017
https://twitter.com/HatsukaSummer/status/826686572619706368
一方で、鰯を食べる派の人たちは、献立を考えたり、日本らしい風習に心躍らせたりしている。
節分の日は恵方巻と茶碗蒸しと鰯のつみれ汁つくる
もう決めている
あとは青菜のおひたしあたりを足そう— ひめだるま (@himedaruma2) February 1, 2017
いつもの定食屋、日替わりで鰯の丸干しを出したの、「節分が近いからね」だって。お洒落だなぁ。
— Gentlemen Samurai (@yohei_seki) February 1, 2017
https://twitter.com/q3w4e5r6t7/status/826674185892044800
「恵方巻も鰯も食べなきゃいけないなんて!」どうすればいいか困っている人は、しらべぇでも以前紹介した『まるごといわし巻』もオススメ。
年中行事を通して健康を祈願し、幸せな1年が過ごせるように、「食」から福を取り込もう。
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(文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20代~60代の男女1,400名(有効回答数)