配牌だけで10ヶ月!麻雀漫画『アカギ』19年続く一晩の対決が決着

2017/02/04 16:30

1998年から19年かけて、半荘6回、一晩での麻雀対決を描いてきた『アカギ』の「鷲巣麻雀編」が残り3回の連載で決着を迎える。

「一生終わらないかも…」と決着を諦める声さえネットに溢れていただけに、ファンは驚きと歓喜を隠せないようだ。

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(画像は「近代麻雀 THE WEB」からのスクリーンショット)

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■『アカギ』の「鷲巣麻雀編」とは?

実写化もした『カイジ』『銀と金』など人気作を世に送り出してきた福本伸行作『アカギ』は、伝説の雀士・赤木しげるが主人公の麻雀漫画。

1992年より近代麻雀で連載開始。98年より闘牌開始となった「鷲巣麻雀編」は、赤木最大の敵とされる闇の帝王・鷲巣巌との特殊なルールを交えた麻雀対決を描いている。

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牌が丸見えのガラス牌を用い、鷲巣は現金、相手は血液を賭ける変則的なルールに加え、赤木からも追加ルールの提案を繰り返し、対決が行われてきた。

半荘6回、一晩での対決で互いの心理描写を詳細に描写、また、追加ルールにより鷲巣自身も血液を賭け失血状態で地獄をさまようなど話が脱線したことで、物語は遅々として進まなかった。


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■人気バラエティでも特集

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(画像は「水曜日のダウンタウン公式ツイッター」からのスクリーンショット)

週刊少年ジャンプの人気作『NARUTO』が連載開始から完結するまで麻雀をしている、とネットで揶揄されたこともあるほどの展開の遅さ。

これを受け、TBS系の人気バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』では、現実との時間経過の乖離がもっともはげしい漫画『アカギ』説も検証。

「鷲巣麻雀編」にいたるまでの物語の展開は早かったこともあり、結果は第10位。

しかし「鷲巣麻雀編」突入からは、圧倒的な展開の遅さ。連載1年間あたりの作中の経過時間は約25分、配牌に10ヶ月要したときもあるほどだった。


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■ファンの反応は?

ファンにとっては、本作の大きな節目だけに、さまざまな感想が溢れていた。しらべぇ取材班で集めてみると…

https://twitter.com/yamadaro/status/826301596522803200

多くのファンが待ちに待った「鷲巣麻雀編」の完結に、盛り上がりも大きいもよう。

最新話では意識を失いかけている鷲巣と赤木の攻防が描かれているが、ここからどのような決着を導き、19年の対決に幕を引くのか楽しみだ。

「鷲巣麻雀編」終了後も『アカギ』は終わらない――と福本先生は明言している。これから先、『アカギ』の物語はさらに、10年20年と続くのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

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