壮絶な過去を乗り越えた青山テルマ 「強い女」っぷりに称賛の声

彼女が一心不乱に打ち込できた音楽活動にも、今後注目していきたい。

2017/02/14 18:00

青山テルマ

代表曲『そばにいるね』でブレイクした、歌手の青山テルマが、13日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』に登場した。個性的なファッションと、強烈なキャラクターが女性達から支持され、再ブレイクを果たしている青山。

トリニダード・トバゴと日本人のクォーターである彼女は、VTRの中で、幼少期に壮絶ないじめや差別に苦しんでいたことを明かした。



 

■「肌の色」「アジア人」いじめと差別に苦しんだ少女時代

2歳の時に両親が離婚。その後、母親と共に日本で暮らしていたが、「肌の色」を理由に幼稚園でいじめに遭ってしまう。

小学校は、家から50km離れたインターナショナルスクールに通うが、いじめと金銭的な理由で日本での進学を断念し、渡米。

しかし、アメリカでは「アジア人」という理由で、差別的な扱いを受けた事も。いじめや差別に苦しむ日々の中で、彼女を救ったのは「歌」だったという。

本格的なボイストレーニングに通う余裕がなかったため、聖歌隊でゴスペルを学び、やがて「絶対に日本でデビューする」という目標を持ち、一心に音楽に打ち込んできた、と語った。


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■「落ち込むことも、ステキなこと」青山の格言に称賛の声

いじめや差別を乗り越え、努力の末に夢を叶えた青山。
そんな経験を経て、自分自身の中で起こった「変化」について、彼女は以下のように語った。

「てっぺんと真下って一緒、同じ熱なの。落ち込んだ時も、上がった時も、それぐらいすごく情熱的に心が動くってことは、何かを感じ得ているから。落ち込むことも、ステキなことだと思うようになった。」


この青山の格言に、ネットでは称賛の声が。

辛い過去を乗り越え、強く生きる青山の言葉に、勇気をもらった人は多いはず。青山テルマの表現力豊かな歌声には、彼女の「強さ」と「優しさ」がにじみ出ているようにも思える。

「歌」ではなく「キャラクター」という切り口で再ブレイクを果たしたが、彼女が一心不乱に打ち込できた音楽活動にも、今後注目していきたい。

(文/しらべぇ編集部・もやこ

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