14日、愛知県警岡崎署はYouTubeに動画を投稿している男性(23)の自宅に押し掛けたとして、ストーカー規制法違反の疑いで、千葉県市川市、自称派遣社員の女性(28)を逮捕。
10日午後5時半ごろ、愛知県内の男性宅に押し掛け、同署から警告を受けていた。しかし、14日午前0時ごろにも家の呼び鈴を鳴らすストーカー行為に及んだとのこと。
■全力疾走して牛丼を食べる動画に恋した女性
男性は1,500メートルを全力疾走したあとに牛丼を食べるという内容の動画を投稿していた。女性は「動画を見て恋愛感情を持ってしまった」と容疑を認めているという。
この報道にネット民からも困惑の声があがっている。
・1,500メートル走って牛丼を食べるユーチューバー? それに恋する女性? しかもストーカー?
・ちょっとなに言ってるかわかんないです
・ヤバい、本当なら怖い話のはずなのに、牛丼のせいで笑ってしまう
・全力でダッシュしたかと思ったらストーカーの心を奪取してた
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■「生活できるならユーチューバーになりたい」が2割
女性は男性と面識はなく、投稿されている動画から住所を割り出していたと報じられている。また、男性は動画投稿で広告収入を得ていたという。
今回の事例のように、顔を出した動画を投稿することによって、ストーカーや脅迫など、さまざまなリスクが及んでしまうことも考えられるユーチューバー。
しかし、それでも「YouTubeでお金を稼ぎたい」と考える人は後を絶たない。
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,358名に「ユーチューバーという職業」について調査したところ、全体のおよそ2割が「生活できるならなりたい」と回答。
若年層を中心に、その声は広がっているようだ。
動画の内容に目が行きがちだが、そこにあるのはストーカーという犯罪行為。ユーチューバーを志望する人は、そのリスクについても考えなければならないだろう。
(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん)
対象:全国20~60代の男女1358名(有効回答数)