字幕の漢字が読めないとかムリ!知的レベル合わずに終わった恋
どんなにかわいくても、カッコよくても「バカなの?」と思って、恋が醒めることがある。
逆に、相手の頭が良すぎて「バカにしてるの!?」と感じて、一緒にいるのがイヤになることも。
知的レベルが合わないと、恋愛は成立しないのか?
しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,400名を対象に「知的レベルが合わないと恋愛は続かないと思う」人の割合を調査した。
■女子は圧倒的に
全体では46.8%、半数近い人が「知的レベルが合わないと恋愛は続かないと思う」と回答。
しかし、男女で大きな違いが見られ、男性が36.8%に対し、女性は56.9%の過半数超えで、その差は20ポイントも。
一般的に女性は「ちょっとおバカくらいの方が、かわいい」と言われることもあり、男性の方が気にしない傾向があるのだろうか。
性別・年代別で見てみると
男性は全年代が30%台だが、女性は年代に比例して上昇する傾向があり、特に30代以降は50%を超えて、60代では66%とかなり高い。
女性の多くが、「知的レベルが合わない人と、長年一緒に暮らすのはムリ!」と考えていることがうかがえる。
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■知的格差があると面倒
実際に「知的レベルが合わない」が理由で、恋愛が続かなかった人に話を聞いてみた。
「イケメンで優しい人だったので、私から告白してつき合いました。ただつき合ってみたら、ペラいというか…深い話が全然できない。
映画デートで、私は字幕で観たかったのですが、どうしても吹き替えがいいと言われて、どうしてか問い詰めたら『漢字が苦手で、字幕とかムリ』って言われた時に、一気に醒めちゃいました」(20代・女性)
字幕が読めないレベルの漢字力のなさは、確かにちょっとキツいかも。
「天然なところもあるけど、そこもかわいくて交際していた彼女がいました。自慢の彼女で、友達との集まりにも連れて行くようになったんです。最初はすごく喜んでいたのが、だんだん一緒に行きたがらなくなって…。
彼女から別れたいと言われた時に、『友達と一緒にいる時の会話が、半分もわからなかった。それからは二人で話していても、なんだかバカにされているような気持ちがして、もう一緒にいたくない』って。
自分ではそんなつもりなかったけど、確かに難しい話はしないようにしていたところもあって…対等な関係じゃなかったのかもしれません」(30代・男性)
かわいくて「守ってあげたい」女子はいるが、守られている方にもプライドがある。対等でないと感じたら、一緒にいるのがイヤになりそう。
「学歴も年収も私の方が上で、いわゆる格差があることは互いにわかった上で、交際をスタートしました。だけど、つき合いが続く中で、彼の方が気に入らないことがあると、ちょくちょく『俺は頭悪いから、そういうのわからない』と言うようになって…。
恋人に限らず男性のそういう“ひがみっぽい”のには、イライラしてしまうんです。だって『頭悪いから、わからない』って、完全に閉じてるじゃないですか。わかろうとする気がない、言い方ですよね。
女の子が『頭悪いから、わかんな~い』というのは、あざとくてもまだ許せますが、男が言うと『もう面倒くさい!』って思っちゃって、ダメでしたね」(30代・女性)
男の嫉妬も見苦しいが、この方向の“ひがみ”を発動されたら、女性はうんざりしてしまう。ちょっと拗ねるくらいならいいが、繰り返し言われたら、別れたくなる気持ちになるだろう。
年齢の差や、性格の違いはあっても恋は成立するが、知的レベルが極端に違うと「会話が成立しにくい」ケースもある。
それは学歴や学力の問題とは限らず、恋愛の面では、どちらかというと「価値観」に近い領域なのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20代~60代の男女1,400名(有効回答数)