勤務中の「性行為休憩」提案に驚きの声 「1時間では足りぬ」と懸念も

「国民は勤務中に自宅に戻ってパートナーと性交渉するために、1時間の有給の休憩を取るべき」 仰天の提案がとある国の地方議会で出され、世界的な話題に。

2017/02/23 16:30

(bee32/iStock/Thinkstock)
(bee32/iStock/Thinkstock)

「働き方改革」が進みつつある日本。「プレミアムフライデー」なる施策も始まっているようだが、一方で気になるのは有給休暇の取得率だろう。

しらべぇが昨年行なった調査でも、「2105年に有給休暇を5日以上取得した」と答えた人は全体の33.3%。労働者の権利であるにも関わらず、未だに低い水準にとどまっている。

そんな中、「働き方先進国」北欧の国でとある仰天提案がなされ、ネット上で波紋を広げている。


 

■性交渉のために1時間の有給休暇を

スウェーデン北部にある街の市議会議員ムスコス氏(42)が提案したのは、「スウェーデン国民は勤務中自宅に戻り、パートナーと性交渉するために1時間の有給(休憩)を取る」というもの。

性交渉を通じたパートナーとの人間関係向上に狙いがあるようだが、ちゃんと目的通りに時間を使ったか確かめる方法もないため、雇用主との信頼関係も重要だそう。

なんともぶっ飛んだ提案。ついつい実現した世界を妄想してしまいたくなるが、一方でネット民からは以下のような懸念も。

・1時間では足りないだろ…遅い人もいるんだぞ


・プロはパートナーに入るのか?


・恋人がいない人が取得できない有給なんてダメだ


・日本の場合、家に戻る時間だけで時間切れになるね


・仕事に身が入らなくなる可能性大


・二次元の嫁の場合はどうすればいい?


・ムスコス議員提案ってww


・フリーランスだから自宅勤務だけど、彼女に有給休暇取らせないといけないな…


・外回りの営業マンはすでに自主的に取得してたんじゃないか


もっとも、この提言に対し「売名行為」という指摘もあり、議会を通過する可能性も当然ながら低いものと見られている。

いずれにせよ、確実に言えるのは「残業は月60時間で調整を」などと言っている現在の日本で、実施になる可能性はまずないということだろうか。


(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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