宇梶剛が熱演『くまもと移住前夜・宮本武蔵』がコミカルで感動的

2017/02/26 21:00

昨年4月に起こった「熊本地震」。大きな被害を生んだが、県内外問わず多くの人が支え復興の兆しが見えている。

その熊本県だが、じつは約400年ほど前の元和5年(1619年)と寛永2年(1625年)にも大きな地震に見舞われていた。

それから数年後の寛永17年。かの剣豪・宮本武蔵は57歳のときに肥後熊本藩の細川忠利に招かれ、熊本に移住する。

「なぜ熊本なのか?」という事実を新解釈した動画『くまもと移住前夜・宮本武蔵』が話題を呼んでいる。


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■武蔵とコミカルな仲間たちが織りなすユーモア

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(画像はYouTubeのスクリーンショット)

熊本へ移住を決意した武蔵を送り出す送別会が行われるというストーリー。

巌流島の決闘のようにいつまでたっても会場に来ない武蔵に、「遅い、遅いぞ武蔵!」と業を煮やす本位田又八を見て「あ、それボクのセリフ」とニヤっとする佐々木小次郎。

和気あいあいとしている中、鬼気迫った表情で宇梶剛演じる武蔵が登場。

熊本へ行く理由を話そうとする武蔵を、ロックのノリで大騒ぎして迎えたり、武蔵が感謝の気持ちを込めて手作りした木彫りの「くまモン」に一同がドン引きして「手作りは…重いでしょ…」と言い始めたりとコメディタッチに仕上がっているのが特徴と言える。

迫力がありながらもどこか弱々しくユーモアのある武蔵と、その武蔵を茶化しながらも尊敬の念を送っている仲間たちとの掛け合いがどこか感動的で魅力だ。

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(画像はYouTubeのスクリーンショット)

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■地震から何度も復興を遂げてきた熊本県

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(画像はYouTubeのスクリーンショット)

じつはこの動画、熊本県広報課による移住定住と観光誘客を促進するためのPR動画。これまで何度も地震に見舞われながらも復興を遂げてきた熊本の力強さをアピールするためとのこと。

また、武蔵役の宇梶だけではなく、脇をかためるコミカルな佐々木小次郎や宮本伊織などの面々は人気劇団「ヨーロッパ企画」が演じており、企画の段階からアイデアを出して作り上げたものだという。


熊本ファン、ドラマファンなどさまざまな視点から楽しむことのできる『くまもと移住前夜・宮本武蔵』。動画サイト・YouTubeで観ることができるため、ぜひ観てみてほしい。

【くまもと移住前夜・宮本武蔵】第1話「主役は遅れて」

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(文/しらべぇ編集部・伊藤大生

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