どうしてもムリ!食べ物が理由で一触即発エピソード3選

(Tomwang112/iStock/Thinkstock)
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子供の頃は好き嫌いが多くても、大人になると食べられるようになったり、むしろ好きになったりするケースもある。

その一方で、アレルギーといった問題があるわけではないが、いくつになっても「ダメなものはダメ! 絶対にムリ!」という食べ物がある人も。

しらべぇ編集部では、そんな好き嫌いなどが原因で「一触即発な状況になった」というエピソードを持つ人たちの話を聞いた。



 

■カレーが理由で退職者が

「社内のお局様はカレーの味はもちろん、スパイスの匂いがとにかくダメで、テイクアウトのカレーを社内で食べることは厳禁――というのが暗黙の了解。でもそれを知らない中途入社の男性が、カレー買ってきてしまって…全員が『あ!』と思った時には遅く、『そんなものをオフィスで食べるなんて!』とヒステリックに詰め寄るお局様の声が響き渡ることに。


彼は無表情に食べかけのカレーを捨てに行き、何人かが『知らせてなくて、ごめん』と声をかけ、その時は『大丈夫』と笑顔を見せてくれたのですが、彼は二度と会社に来ませんでした。


お局様は『急に来なくなるなんて、非常識よね! オフィスでカレーを食べるなんて非常識な人間は、これだから…』と言っていますが、全員が『カレーくらいであんなにキレた、お前の非常識さにあきれて辞めたんだぞ』と言えずにいます」(20代・女性)

このお局様が「縁故採用で、いろいろ問題があっても対処できない」というのが、一番の問題なのだそう。


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■空腹MAXの状況で

「サークルの先輩後輩6人で、ワゴン車を借りて泊りがけで出かけました。タイミングが悪くて昼を食べそびれ、とにかく開いている店を探したのですが、かなり田舎だったので店自体もなくて…。


空腹でイライラし始めたころに、ようやく一軒だけ開いている焼き肉屋があって『いいじゃん焼肉!』と盛り上がりかけた瞬間に、後輩の一人が『俺、ベジタリアン…』と。知っていたこととはいえ、車内に殺気が漂いましたね。


本人もヤバイと思ったのか『大丈夫! 焼肉屋は意外と野菜多いから!!』と、すぐに切り替えましたけど、あの時の空気の凍り具合は忘れられません」(20代・男性)

最近は増えてきているとはいえ、欧米と違いベジタリアン向けの食事が用意されているケースは少ない日本。

普段なら最初から折り合える店選びをしていても、旅先ではままならないこともある上に、全員が空腹状態では冷静さを失いそうになるのも無理はない。


■自分が食べたいからって

「会社の福利厚生で月に1,000円ずつ予算がついて、部署内での飲み会やランチ会の補助に使える制度があります。ある年度末に予算が少し余って、『ちょっと豪華なランチ会に』ということになりました。


幹事だったので最年長の方に『メニューは何がよろしいですか?』と聞きに行ったところ、『お寿司がいいわ』と。でも生ものがダメな若い子が何人かいたので、『それは苦手な子がいるので…』と言ったら、『その人は仕方ないわね』と返されて、びっくり。


自分の希望を通すために、食べられない子がいても仕方ないって、どんな自己中ぶりかと呆れました。それまで人当たりのいい人だと思っていたのですが、この一件で完全に見る目が変わったというか、距離を置いています」(30代・女性)


一緒に働く年若い子を気遣うどころか、自分のリクエストを押し付けたいがために無視する行為は、本人の評判を下げても“仕方がない”だろう。


昔から「食べ物の恨みは恐ろしい」とよく言われる。また、「同じ釜のめしを食う」など、共に食事をとることは仲間の象徴でもある。

食に関する気遣いの欠如は、人間関係に大きな影響を与える可能性が高いので、くれぐれも気をつけたい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ