危機一髪!建物の外壁から降りられなくなった猫の救出劇
これは助かって本当に良かった。
建物の外壁を7階の高さまで上ったあと、自力では降りられなくなってしまった猫を学生たちが頑張って救い出そうとするレスキュー映像。
いったい猫はなぜこんな高さになるまで上るのを止めなかったのだろうか…。
■大学の建物の外壁
格子状になっている外壁にしがみついて、助けを求めるように泣いている一匹の猫。どうやらここは大学の建物で、足場を利用して7階の高さまでよじ上ってきたようだが、もはや自力で降りることは困難な状況だ。
木登りをして降りられなくなったのならまだしも、この高さでは人間がよじ登って助けるわけにもいかない。猫の声を聞きつけた学生たちは、どうにかして建物の中から猫を助けることにしたようだ。
関連記事:『おじさまと猫』草刈正雄で実写化 猫のふくまる役に松重豊を推す声も
■ネットが邪魔で救出が困難
格子には丁度猫の頭がすっぽりと収まる程度の隙間が開いているのだが、問題となったのは格子の間に張り巡らされている事故防止用のネット。通常は内側から物が落下するのを防いでくれるためにあるものが、猫を助ける邪魔になってしまうという皮肉な結果に。
それでもなんとか救出を試みる間に猫の体力が尽きてしまわないよう、隙間から腕を通して懸命に猫の身体を支える学生たちの姿に、思わず目頭が熱くなってしまう。
関連記事:大食い・木下ゆうかのご報告 「養子を貰いました」に驚きの声
■登りたくなる壁が原因?
2分以上の格闘の末、ついにはネットを切って猫を救出することに成功した学生たち。動画のコメントによれば猫は救出後疲れきった様子で震えていたため、エサを与えて落ち着かせてから外に放してあげたそうだ。
猫の命があって本当によかったし、この勇気ある救助隊にも拍手を送りたい。ただ、この建物の外壁を見ているとなんとなく登りたくなってしまう気持ちがわかるので、一定の高さより上にはいけないように「返し」を設置したほうがいいんじゃないだろうか。
・あわせて読みたい→川に流された仲間を助けるワンコ「方法がまるで映画みたい」と話題に
(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま)