かわいいと思われるのが「趣味」ナチュラルぶりっ子に戦慄
美しくありたいと願う女子にとって、「かわいいは正義」。
そうした女性を手助けするべく、日夜、ビューティー機能に特化したカメラアプリや、 「プチプラコスメ」とよばれる化粧品が生まれている。
そんななか、人からかわいいと思わせることを、よもや「道楽」にしている女性がいるらしい。
画像をもっと見る
■若年層の女子の割合が高い
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の女性681名を対象に、「他人から『かわいい』と言われることが趣味か?」という調査を実施。
その結果、16.2%の人が「趣味だ」と回答。
20代の割合がもっとも高く、24.8%。
若さゆえ、「周囲のすべての人から気に入られたい」という思いや「外見も愛されたい」と思うのは当然といえば当然。
だが、日常化するほどストイックに「かわいいという視線を収集したい」と思う側面には、努力と狂気を感じる。
関連記事:「叱る人がいなくなれば終わり」10代女性の7割も 相手を思うからこそ…
■「B専」にかぎって…
特徴別にみると興味深い結果が。
いわゆる「B専」とよばれる「ブサイク男子」が好きだと自認している女性は、そうでない女性に比べて約48ポイント「かわいい」と言われたい承認欲求が強めな回答に。
男性に求めるルックスのハードルは低くても、自分の「顔面偏差値」は認めてほしいと感じる人が多いのかも。
また性体験のない女性は、そうでない女性に比べて約10ポイント「かわいいと認められたい」と思っている結果に。
肉体関係という「関門」を突破することなく、見た目や仕草などで男性側に「かわいい」と思わせたい執念の背景には「もっと愛されたい」と渇望する気持ちの裏返しだろうか。
関連記事:50代女性の3割が大恋愛の経験あり 「燃え尽きるのも早い」との声も
■「デートで使う技」に「合コンテク」も
自称・かわいいと思われることが趣味だという彼女たちは、どのようなテクニックを利用しているのか?
「彼氏と公園デートする時は、わざと私だけベンチに座ります。
立ち上がっている彼からみて、上目づかいが出来るように仕組んでから 『も〜歩くの疲れたぁ』と彼のジーンズにしがみつくと、彼が萌えているのがわかります。
こういうことでポイントを稼いで『かわいい』と思われることくらいしか生きる楽しみない」(22歳・水泳教室勤務)
「合コンの時『どんな男性がタイプなの?』と男性から聞かれたら、その人がメガネなら『メガネの人』と言うし、長髪の人なら『長髪の人』と言いますね。
大抵、『それ、俺のこと言ってる?』と喜んでその気になりますよ。それで、あとで連絡くるんですけど、『その気にさせるまで』がゲームなんで。
相手が自分のことを可愛いと思うまではジラして落として、そのあと本気になられたら手を引きます。 女子ならみんなやってるでしょ?」(29歳・会社員)
「かわいい」の規準は人それぞれ。 彼女たちがいくら努力してもなびかない男性もいるだろう。
それでも彼女たちの「気合い」は消えないのだろうか…。
・合わせて読みたい→付き合う相手は「顔が命」の人の意外な特徴とは…
(文/しらべぇ編集部・瀬戸内レモン)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20代~60代の女性681名