いいことさえも悪く考える スーパーネガティブ女子の心の闇
ネガティブすぎる性格の持ち主は、どんなことでも悪くとらえてしまう。それがたとえ、いい出来事であってもだ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,363名に「感情について」の調査を実施。「いいことさえも悪く考えるほどのネガティブ思考」だと答えたのは、全体で27.7%だった。
■傷つきやすい若い女性たち
性年代別では、若い女性に多い傾向が。
女性は年代が低いほど、多い傾向にある。とくに20代女性では半数に迫る割合であり、若い女性ほど傷つきやすいといえるだろう。
「友達と話した後に、会話の中で悪い点を探してひとり落ち込んでしまう。せっかく楽しい時間を過ごしたのに、自分で辛くなるようにするのはおかしいって理解はしているけど…やめられない」(20代・女性)
「彼氏のやさしさを疑ってしまう。それが原因でだんだんと関係が悪化し、別れるパターンがほとんど。幸せを自ら逃している」(20代・女性)
自分の思考のせいだと分かっていながらも、改善をするのが難しいのが現状のようだ。しかし女性でも、年代が上がれば減少傾向にある。
「年とともに、おおらかになった感じがします。今でも悪く考える癖はありますが、あまり引きずるようなことはなくなったし」(40代・女性)
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■毒親に育てられるとネガティブ思考に
男性では、4割を超える年代はない。ネガティブな男性は、どのような考えを持っているのだろうか。
「『自分なんてダメだ』と考えることは多いけど、いいことは素直に受け入れているほうだと思う」(20代・男性)
「過去を振り返ると、相手が悪いって感じていたことが実は自分のとらえ方が間違っていた思う出来事も多い。気づくのが遅いけど、今は他人のせいにする前に考えるようになった」(40代・男性)
また毒親に育てられた場合、ネガティブな感情が強くなる人が多い。
「うちの父は気に入らないとすぐに怒り出す人だったので、人の顔色をうかがう癖がついてしまいました。そのおかげか、周囲にはいい人と思われているみたいですが…」(30代・男性)
ネガティブに考える癖は、年を重ねて丸くなるのを期待するしかないのであろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20代~60代の男女1,363名 (有効回答数)