安全か?安心か?「豊洲移転は白紙にすべき」と考える割合は…

社会

2017/03/17 06:00

築地市場

石原慎太郎・元東京都知事が3日、日本記者クラブで記者会見を開き、都議会では来月4日、強力な調査権限を持つ百条委員会で都の元幹部3名を証人喚問することが決まるなど、騒ぎが収まる気配のない中央卸売市場の豊洲移転問題。

小池百合子・都知事は、「(「築地残留」「豊洲移転」を意味する)第一の道、第二の道に集中して考えている」「総合的に判断する」と述べている。

豊洲移転問題について、世間はどのように考えているのだろうか? しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,400名を対象に調査を実施した。


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■6割が「移転白紙」を支持

豊洲移転

「豊洲市場への移転は白紙にすべき」と考える人は、男性で6割弱。食の安心・安全にまつわるテーマのせいか、男性より高く6割を超えた。

なお、以前紹介したが、「豊洲市場で流通した食品を食べたくない」と考える人は8割を超えている。

豊洲市場


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■「安全」と「安心」は異なる

この問題については「法的には安全」「科学的には安全」といった主張も見られるが、それが「安心」にまったくつながっていないのは明らかだ。

築地市場の老朽化や安全性を疑問視する声もあるが、小池都知事は「さまざまな問題を抱えているが、安全だからこそ営業している」と述べている。

80年以上にわたって積み上げてきた歴史と「世界の築地」として知られるブランドは、安全・安心を超える「付加価値」。だからこそ、「築地」を名乗る寿司店や料理屋が無数に存在する。

寿司屋

この問題が、どのように着地するのか。まだまだ予断を許さない。

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(文/しらべぇ編集部・盛山盛夫

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20代~60代の男女1,400名(有効回答数)