映画『3月のライオン』前編が公開!覚えたい将棋用語4選

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2017/03/18 18:00

(画像は映画「3月のライオン」公式サイトのスクリーンショット)
(画像は映画「3月のライオン」公式サイトのスクリーンショット)

18日、将棋をテーマとした人気漫画『3月のライオン』の実写映画・前編が公開された。神木隆之介、有村架純、倉科カナら豪華キャスト陣が出演するだけに、注目度が高い。


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■漫画やTVアニメが高い人気

『3月のライオン』は現在教育テレビでTVアニメとして放送中で、こちらも高い人気を持つ。

ストーリーの良さはもちろんだが、棋士の心理描写などが忠実であるうえ、棋譜もプロの公式戦で指されたものが登場。そのため矛盾点がほとんどなく、コアな将棋ファンが見ても楽しめ、勉強になる内容になっているのだ。

そんな『3月のライオン』の世界観を実写映画でどのように表現しているのかも、見どころのひとつ。


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■将棋ファン拡大に期待の声も

将棋と聞くと、どこか古臭いイメージを持つ人もいるだろう。しかし、最近はネット中継の普及や映画『聖の青春』の公開など、自分では対局をせず中継を観戦する「観る将」が増加中。

『3月のライオン』も将棋ファン拡大に貢献している。しらべぇ編集部が全国の20代~60代の同作を見たことがある人215名に、「作品を見て将棋に興味を持ったか」聞いてみたところ、男性36.1%、女性42.1%が「持った」と回答。好影響を与えていることは間違いない。

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漫画・アニメでこれだけの効果があるのならば、神木隆之介や有村架純などの人気俳優を目当てに映画館を訪れた観客が、その内容に魅せられて将棋に興味を持つ可能性も高いだろう。


■覚えておきたい将棋用語4選

「面白そうな映画だけど将棋がわからないから不安」という人に、見る前に覚えておきたい将棋用語を解説しよう。

①奨励会

プロの将棋棋士を目指す若者がしのぎを削る養成機関で、三段から6級までで構成される。

最終的に三段リーグ戦を半年単位で行い、上位2名が四段となり、プロ入り。

なお細かい年齢制限があり、規定の年齢を超えると退会となる。


②順位戦

名人への挑戦権をかけて繰り広げる棋戦(対局や大会のこと)で、A級・B1・B2・C1・C2の5つのクラスからなる。毎年1年かけてリーグ戦を行い、A級順位戦の1位が名人に挑戦。

対局料(賞金など)や棋士人生に直結する棋戦で、重要度が高い。


③名人

順位戦の頂点に君臨する存在で、400年以上続く称号。現在は佐藤天彦名人。なお通算5期獲得すると、「永世名人」の資格を得る。現役の資格保持者は谷川浩司九段、森内俊之九段、羽生善治三冠。


④感想戦

対局のあとに、盤面を動かしながら当事者2人が局面を振り返って検討し「ああすべきだった」「こうしたら自分が勝っていた」と感想を話すことで、両者の力を高め合う。

時間はまちまちで、10分程度で終わることもあれば、3時間かかることもある。ボヤキを連発するケースや、ダジャレな乱れ飛ぶことも。

一般的に、敗者が納得したところで終了となることが多い。


もちろん上記用語を理解していなくても楽しめるであろう『3月のライオン』。将棋に興味を持つ人も増えることを期待したい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】

方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20代~60代の『3月のライオン(漫画・アニメ)』をみたことがある人215名(有効回答数)